海外男子
タイガー5位! T.イメルマン首位堅守
2008年4月13日(日)午後0:25
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タイガー・ウッズ(米)が優勝戦線に浮上したが、初日から首位を快走するトレバー・イメルマン(南ア)との差はまだ『6』と縮まっていない。
現地時間12日に行われた今季メジャー初戦、第72回 マスターズ第3ラウンドは、ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCに前夜から降り始めた雨が残り、進行が遅れた。そんな中、予選ラウンドでエンジンがかからなかったタイガーがようやくノーボギーの4アンダー68をマーク。通算5アンダーとし前日の13位タイから単独5位に順位を上げた。年間グランドスラム達成に向け、最終ラウンドの18ホールで逆転でのメジャータイトル獲得を目指すことになった。
上位は最終ホールを見事なバーディで締めくくり、ただひとり二桁アンダー(通算11アンダー)までスコアを伸ばしたイメルマンが単独トップ。2打差の2位にブラント・スネデカー(米)が続き、通算8アンダー単独3位にレフティのスティーブ・フレッシュ(米)がつける展開。
また、英国勢悲願のメジャー制覇に挑むポール・ケイシーが、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で回り通算7アンダー単独4位。一方、前日好調のフィル・ミケルソン(米)はスコアを3つ落とし、通算2アンダーでイアン・ポルター(英)らと同じ7位タイに後退した。
「ショットはすごく良くなっている。パットもストロークは悪くない。ただスピードとタッチが若干合わずに入らなかったけれど、優勝争いに踏みとどまれたことが大きい」と余裕の表情を見せたタイガー。
終盤の17番パー4ではセカンドをピンの根元に落とすスーパーショットでバーディを奪った。前日10番ホールのフェアウェイを利用しスーパーパーセーブに成功した最終18番では、ティーショットを右の林に打ち込んだ。しかし、上空にぽっかりと空いた木々のすき間を縫って打ったセカンドショットがグリーンをとらえ、2日連続で奇跡のパーセーブ。
「あれはダブルボギーを叩いてもおかしくない状況だった。何とか手だてを尽くしてパーにすることができて良かった」と涼しい顔のタイガー。だが通算13勝(メジャー勝利数)している割には、意外にもメジャーを最終ラウンドの逆転で勝った記録はない。現時点で首位に6打差をつけられているが、最終日の前半からまくって早い時点でイメルマンの背中をとらえることができれば、土壇場での大逆転も夢ではない。年間グランドスラム達成のため、タイガーが明日困難なミッションに挑む。
なお今大会には谷口徹、片山晋呉、両日本人選手が出場していたが、予選ラウンドですでに姿を消している。
現地時間12日に行われた今季メジャー初戦、第72回 マスターズ第3ラウンドは、ジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGCに前夜から降り始めた雨が残り、進行が遅れた。そんな中、予選ラウンドでエンジンがかからなかったタイガーがようやくノーボギーの4アンダー68をマーク。通算5アンダーとし前日の13位タイから単独5位に順位を上げた。年間グランドスラム達成に向け、最終ラウンドの18ホールで逆転でのメジャータイトル獲得を目指すことになった。
上位は最終ホールを見事なバーディで締めくくり、ただひとり二桁アンダー(通算11アンダー)までスコアを伸ばしたイメルマンが単独トップ。2打差の2位にブラント・スネデカー(米)が続き、通算8アンダー単独3位にレフティのスティーブ・フレッシュ(米)がつける展開。
また、英国勢悲願のメジャー制覇に挑むポール・ケイシーが、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で回り通算7アンダー単独4位。一方、前日好調のフィル・ミケルソン(米)はスコアを3つ落とし、通算2アンダーでイアン・ポルター(英)らと同じ7位タイに後退した。
「ショットはすごく良くなっている。パットもストロークは悪くない。ただスピードとタッチが若干合わずに入らなかったけれど、優勝争いに踏みとどまれたことが大きい」と余裕の表情を見せたタイガー。
終盤の17番パー4ではセカンドをピンの根元に落とすスーパーショットでバーディを奪った。前日10番ホールのフェアウェイを利用しスーパーパーセーブに成功した最終18番では、ティーショットを右の林に打ち込んだ。しかし、上空にぽっかりと空いた木々のすき間を縫って打ったセカンドショットがグリーンをとらえ、2日連続で奇跡のパーセーブ。
「あれはダブルボギーを叩いてもおかしくない状況だった。何とか手だてを尽くしてパーにすることができて良かった」と涼しい顔のタイガー。だが通算13勝(メジャー勝利数)している割には、意外にもメジャーを最終ラウンドの逆転で勝った記録はない。現時点で首位に6打差をつけられているが、最終日の前半からまくって早い時点でイメルマンの背中をとらえることができれば、土壇場での大逆転も夢ではない。年間グランドスラム達成のため、タイガーが明日困難なミッションに挑む。
なお今大会には谷口徹、片山晋呉、両日本人選手が出場していたが、予選ラウンドですでに姿を消している。