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海外男子

T.イメルマンに栄冠! タイガーチャージ不発

2008年4月14日(月)午前11:20

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 オーガスタが牙を剥いた最終日、トレバー・イメルマン(南ア)が粘り強いプレーで完全優勝をもぎ取った。

 現地時間13日に行われた第72回 マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)最終ラウンド、気まぐれに吹く風に翻ろうされ、上位陣のスコアが伸び悩んだ。そんな中、イメルマンは3オーバー75とスコアを落としながら、前日までの貯金を生かし、通算8アンダーで後続に3打差をつけ逃げ切った。

「朝に目が覚め、外をのぞいたら木が激しく揺れていたので、タフな1日になりそうな予感がした。ただ目の前の一打に集中することだけを考えた」と柔和な笑みを浮かべたイメルマン。アーニー・エルス(南ア)やレティーフ・グーセン(南ア)ら同郷の先輩が成し遂げられなかったマスターズVを、地味な男がやってのけた。

 その影にはマスターズ3勝の母国のヒーロー、ゲイリー・プレーヤー(南ア)から前夜届いた「自分を信じろ」というメッセージがあった。留守電に吹き込まれた御大の言葉を胸に、16番ではティーショットを池に入れダブルボギーを叩く場面もあったが、最後まで崩れることなく戦い抜いた。

 一方、タイガー・ウッズ(米)のサンデーチャージは不発。今季は年間グランドスラムの期待が膨らんだが、チャンスにパットが決まらずイーブンパー72にとどまった。通算5アンダーでホールアウトし、イメルマンと3打差の2位に終わった。序盤の4番パー4では3打目のバンカーショットで絶妙のリカバリーを見せ、ピンそば1メートルに寄せたが、パーパットを外してボギーが先行。すぐさま6番でピンの根元をさすスーパーショットでバーディを獲り返したものの、前半のバーディはその1つだけ。

 後半に入ると10番でバンカーから寄せ切れずにボギー。だが、アーメンコーナーの入り口11番パー4で20メートルはあろうかと思われたバーディパットをど真ん中からねじ込み、そこからチャージが始まるかと思われた。ところが13番と15番、2つのパー5でスコアを伸ばせず万事休す。

「1週間パットが悪過ぎた。なぜかソールを引きずって、芯に当てることができなかった」と悔やんだが、気持ちはすでに次のメジャーに向いている。タイガーの次なるターゲットは得意のトリーパインズGCで開催される6月の全米オープンだ。

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