日本勢3人が来年のマスターズ（現地時間4月7?10日、ジョージア州オーガスタナショナルGC）出場を決めた。

　米国時間20日発表の最新世界ランキングは、各国ツアーがすでに終了していることから今年最終のものとなり、これで50位以内に入ればオーガスタ行きの切符が手に入る。同ランク36位の石川遼は3年連続3度目、41位の池田勇太も2年連続2度目の出場を決めたが、注目は48位の藤田寛之だ。藤田は国内男子ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで劇的な優勝を飾り、ランキング48位に大躍進。今週もそのままの位置をキープし、41歳にして念願のマスターズ初出場を決めた。

　マスターズにはすでにアジアアマ優勝の松山英樹が出場を決めており、これで日本勢は4人。先週行われたアジアツアー、ブラック・マウンテン・マスターズで今季3勝目を飾った平塚哲二も66位に順位を上げており、大会直前に50位以内に入っていれば出場の可能性が出てくることになる。

　なお、ランキング上位の1位リー・ウェストウッド（英）、2位タイガー・ウッズ（米）、3位マーティン・カイマー（独）、4位フィル・ミケルソン（米）、5位ジム・フューリック（米）らに変動はなかった。