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海外男子

池田、日本勢唯一の予選突破! 石川らは予選落ち

2011年8月13日(土)午前10:03

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 池田勇太が52人をごぼう抜きし、日本勢で唯一予選突破を果たした。

 米男子ツアー今季メジャー最終戦、第93回全米プロゴルフ選手権は現地時間12日、ジョージア州のアトランタ・アスレチックCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日78位タイと出遅れていた池田は、2日目も出だし直後の11番でボギーが先行する苦しい立ち上がり。本人も「ティーショットが曲がって苦しかった」と言うが「何とかパーにすることを考えて回った」と我慢のゴルフを展開し、18番で10メートル以上のロングパットを決めてこの日初のバーディを奪取。我慢を重ねた結果だっただけに派手なガッツポーズまで飛び出した。

 後半に入ると4番パー3でティーショットをピンそば3メートルに寄せてバーディ。最終9番もバーディで締めくくり、納得の2アンダー68でフィニッシュした池田は、通算1オーバー26位タイに浮上し楽々決勝ラウンド進出を果たした。

 ラウンド後、ティーショットが曲がった反省から池田は「明日はフェアウェイをとらえていければ良いゴルフが出来ると思う。課題を踏まえ、明日は今日以上のゴルフがしたい」と抱負を口にした。石川遼が4位タイに入った先週のWGC-ブリヂストン招待は良いところなく下位に沈んだが、その雪辱を晴らすべく決勝ラウンドでは持てる力を余すことなく発揮してもらいたい。

 一方、初日まさかの最下位に沈んだ石川は「難しい精神状態だったけれど、気持ちを切り替えてプレーしよう」と心に決めて臨んだ第2ラウンド。ボギーが先行しても腐らず、14番で花道からチップインバーディを奪う見せ場も作ったが、15番、16番とショットにミスが出て連続ボギー。結局この日は3バーディ、5ボギーの2オーバー72でホールアウトし、通算17オーバー147位で予選落ちに終わった。

「今の僕のスイングは日替わり。初日はそれに対応出来ず焦ってしまった。応援して下さった方々には申し訳ない」と肩を落とした19歳。これで今季のメジャー挑戦はすべて終了。19歳最後のメジャーは予選落ちに終わったが、前週の優勝争いも含め、この2週間のアメリカでの経験を今後のプレーに活かして欲しい。

 その他の日本勢は、平塚哲二が後半に3連続ボギーを叩いて3オーバー73でホールアウト。カットラインに1打及ばず通算5オーバー76位タイで惜しくも決勝ラウンド進出を逃した。また藤田寛之は通算7オーバー94位タイ、今田竜二も通算12オーバー127位タイでそれぞれ予選落ちを喫している。

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