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海外男子

タイガー、ポールポジションゲット!

2009年9月12日(土)午前9:47

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 過去4勝と相性の良い試合で、タイガー・ウッズ(米)がポールポジションをゲットした。

 米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズの第3戦、BMW選手権(イリノイ州レモント、コグ・ヒルGC)は現地時間の11日、第2ラウンドの競技を終了。初日5位タイにつけたタイガーが4つスコアを伸ばし、通算7アンダーでマーク・ウィルソン(米)とともにトーナメントをリードした。

 1打差の3位タイに前日トップタイのローリー・サバティーニ(南ア)、ここ4試合トップ10を外していないパドレイ・ハリントン(アイルランド)、マーク・リーシュマン(豪)、ボ・バン・ペルト(米)がつけ、この日ベストスコアタイの6アンダー65と爆発したザック・ジョンソン(米)とジョン・ロリンズ(米)がともに通算4アンダーで前日の47位タイから8位タイに急浮上している。

 ビッグネームではセルヒオ・ガルシア(スペイン)が『68』で回り、通算3アンダーで29位タイから13位タイに順位を上げた他、フィル・ミケルソン(米)は通算2アンダー19位タイ。初日59位タイと大きく出遅れていたアーニー・エルス(南ア)が通算イーブンパー30位タイに浮上した。しかしサバティーニとともに首位タイからスタートしたスティーブ・マリーノ(米)は6オーバー77と崩れ、通算1オーバー35位タイに後退している。

 首位タイに並んだタイガーとウィルソン。ムービングデー(12日)に同組で激突することになったが、実はこの2人には少なからぬ因縁がある。タイガーが3連覇した全米ジュニアで2度目の優勝を飾った16歳のとき、決勝戦でぶつかった相手がウィルソンだったのだ。

「よく覚えているよ。あれは生涯で2番目に印象深いマッチだった。残り5ホールで2ダウン。マーク(ウィルソン)にリードを許していて、そこからマッチを連取して僕が勝ったんだけれど、一生に1度しかない16歳のときに、あそこで勝てたことは自分にとって本当に大きな意味があった」とタイガーは感慨深げに振り返る。そして今、プレーオフの大事な一戦で再び相対する両者。

「今日は1番のティーショットをミスしてボギースタートだったけれど、そのあとは忍耐強いプレーをすることが出来た。何度かボギーの危機もあったけれど、よく凌ぎ切れたと思う」と言うタイガーが、相性の良い大会で5度目の優勝なるか? ムービングデーの戦いがカギを握る。

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