海外男子
タイガー、今季メジャー初Vに向け首位発進!
2009年8月14日(金)午後0:58
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タイガー・ウッズ(米)が今季メジャー初制覇に向け絶好の滑り出しを見せた。
まるで前週WGC-ブリヂストン招待での優勝争いを見ているようなリーダーボードだ。現地時間13日にミネソタ州ハゼルティン・ナショナルGCで開幕した第91回 全米プロゴルフ選手権第1ラウンドは、ブリヂストン招待で2週連続今季5勝目を飾ったタイガーが、ノーボギーの5アンダー67で単独トップ。1打差の2位に前週2位タイのパドレイ・ハリントン(アイルランド)が続き、2打差の3位タイにブリヂストン招待でハリントンとともに2位タイに食い込んだロバート・アレンビー(豪)の他、ビジェイ・シン(フィジー)、デビッド・トムズ(米)、ハンター・マハン(米)らがつける展開となった。
「今日は1日、ショットの調子が非常に良かった。心地良いプレーが出来た」と言うのは、ポールポジションの単独トップに立ったタイガー。3週連続出場の疲れも見せず、各選手が苦労したグリーン上で5?6メートルの難しいパットをジャストタッチで沈めノーボギーの好ラウンドを披露した。「ハンク(コーチのハンク・ヘイニー氏)と良い練習が出来たから」と好調なショットに手応え十分のタイガー。2週間前のビュイック・オープン、先週のブリヂストン招待では勝ったものの、初日はショットが曲がるかパットが入らないかでいずれも出遅れを強いられた。しかし今週は思い通りのプレーでの首位発進に、今大会5勝目は得意の“逃げ切りV”が見られるかもしれない。
しかし、乳がんで闘病中のエイミー夫人に優勝を捧げたいフィル・ミケルソン(米)は10番でダブルボギーを叩くなど乱れ、2オーバー74止まり。石川遼、ザック・ジョンソン(米)、ショーン・オヘア(米)、フレッド・カプルス(米)、スティーブ・ストリッカー(米)らと並び、69位タイからのスタート。だが明日の予報は午後になるほど風が強くなるとのこと。午前の穏やかなコンディションで回ったタイガーは、強風が予想される2日目の午後にプレーすることになり、難コンディションの中どれだけ踏ん張ることが出来るかが勝負の鍵を握る。そしてこの日午後組だったミケルソンや石川がどこまで挽回に転じることが出来るのか? 予断を許さない展開が続きそうだ。
尚、1991年の今大会チャンピオンで1995年には全英オープンに勝ったこともあるジョン・デイリー(米)が途中鮮やかなイーグルを奪いながら、後半ケアレスミスでショートパットをポロポロと外してダブルボギーを連発。背中痛を理由に棄権を表明している。
まるで前週WGC-ブリヂストン招待での優勝争いを見ているようなリーダーボードだ。現地時間13日にミネソタ州ハゼルティン・ナショナルGCで開幕した第91回 全米プロゴルフ選手権第1ラウンドは、ブリヂストン招待で2週連続今季5勝目を飾ったタイガーが、ノーボギーの5アンダー67で単独トップ。1打差の2位に前週2位タイのパドレイ・ハリントン(アイルランド)が続き、2打差の3位タイにブリヂストン招待でハリントンとともに2位タイに食い込んだロバート・アレンビー(豪)の他、ビジェイ・シン(フィジー)、デビッド・トムズ(米)、ハンター・マハン(米)らがつける展開となった。
「今日は1日、ショットの調子が非常に良かった。心地良いプレーが出来た」と言うのは、ポールポジションの単独トップに立ったタイガー。3週連続出場の疲れも見せず、各選手が苦労したグリーン上で5?6メートルの難しいパットをジャストタッチで沈めノーボギーの好ラウンドを披露した。「ハンク(コーチのハンク・ヘイニー氏)と良い練習が出来たから」と好調なショットに手応え十分のタイガー。2週間前のビュイック・オープン、先週のブリヂストン招待では勝ったものの、初日はショットが曲がるかパットが入らないかでいずれも出遅れを強いられた。しかし今週は思い通りのプレーでの首位発進に、今大会5勝目は得意の“逃げ切りV”が見られるかもしれない。
しかし、乳がんで闘病中のエイミー夫人に優勝を捧げたいフィル・ミケルソン(米)は10番でダブルボギーを叩くなど乱れ、2オーバー74止まり。石川遼、ザック・ジョンソン(米)、ショーン・オヘア(米)、フレッド・カプルス(米)、スティーブ・ストリッカー(米)らと並び、69位タイからのスタート。だが明日の予報は午後になるほど風が強くなるとのこと。午前の穏やかなコンディションで回ったタイガーは、強風が予想される2日目の午後にプレーすることになり、難コンディションの中どれだけ踏ん張ることが出来るかが勝負の鍵を握る。そしてこの日午後組だったミケルソンや石川がどこまで挽回に転じることが出来るのか? 予断を許さない展開が続きそうだ。
尚、1991年の今大会チャンピオンで1995年には全英オープンに勝ったこともあるジョン・デイリー(米)が途中鮮やかなイーグルを奪いながら、後半ケアレスミスでショートパットをポロポロと外してダブルボギーを連発。背中痛を理由に棄権を表明している。