P.ゴイドス首位発進 C.モンゴメリ?、B.ランガーが年間王者へ好位置
2016年11月12日(土)午前11:17
米チャンピオンズツアーのチャールズ・シュワブカッププレーオフ最終戦、チャールズ・シュワブカップ選手権が現地時間11日にアリゾナ州のデザート・マウンテン・クラブで第1ラウンドの競技を終了。「62」をマークしたポール・ゴイドス(米)が後続と3打差の単独首位に立ち、年間王者争い上位を走るコリン・モンゴメリー(スコットランド)、ベルンハルト・ランガー(独)もそれぞれ単独2位、3位タイと上々のスタートを切った。
今季1勝でチャールズ・シュワブカップ・ポイントランキング24位のゴイドスは、12番パー4で残り167ヤードの2打目を直接沈めるなど、1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー62と大爆発。逆転の年間王者タイトルへは優勝のうえ、ランガーら上位陣の結果次第と条件は厳しいが、このまま2日目も息を切らさず独走態勢を築けるか。
ポイントランク3位のモンゴメリーは今大会4位でもタイトル獲得の可能性があり、優勝なら他選手の成績に関わらず自力で年間王者に。「(ゴイドスの「62」は)とんでもないスコア。3打差につけただけでも嬉しいね」と強風下でのライバルのプレーに舌を巻きつつも、6バーディ、1ボギーの「65」でポイントランク首位のランガーを上回る位置につけた。
4度目の年間王者へ逃げ切りを目指すランガーは5バーディ、2ボギーの3アンダー67で、ポイントランク8位のトム・パーニスJr.(米)、同10位のダフィ・ウォルドルフ(米)と並ぶ3位タイから逆転を目指すことに。初日終了時点の順位ではモンゴメリーに年間王者争いをリードされる格好となったが、まずは2日目に同選手を逆転し風上に立って最終日を迎えたい。
そのほか、ポイントランク2位のスコット・マッキャロン(米)は1アンダー69で10位タイ。同ランク4位のジョー・デュラント(米)はイーブンパー70の12位タイにつけ、同ランク5位のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は「74」の31位と出遅れた。なお、前週大会終了後のポイントリセットにより、現在同ランクトップ5の選手は今大会勝利によって無条件で年間王者となる。