タイガー・ウッズ（米）の約8か月ぶりのツアー復帰を祝して、契約先のナイキゴルフが爆笑CMを製作。復帰戦となるWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権初日から最終日までの5日間、ESPN、ESPNews、ゴルフチャンネルで放映されることで話題となっている。

　内容は、やはりナイキゴルフの契約選手であるアンソニー・キム（米）、スチュワート・シンク（米）、トレバー・イメルマン（南ア）、ジャスティン・レナード（米）、カール・ペターソン（スウェーデン）の5人が、トーナメントで優勝して注目を浴びたり、雑誌の表紙を飾ったりし、勝者の“素晴らしい生活”を送っているシーンから始まる。そんなある日、彼らが談笑しているロッカールームにタイガーが入ってきて「Hey guys！」と挨拶し、みんなが驚くというものだ。これで5人は“（タイガーのいない）パーティー”が終わったことを認識し、ガックリと肩を落とすというストーリー。

　60秒間の皮肉なCMだが、同社社長のシンディ・デービス氏は「タイガーの復帰を歓迎しているだけ。それに、みんなにも頑張って欲しいから」とコメントしているが、本当にこんなことにならないように、他の5人の健闘を祈りたいところだ。