米チャンピオンズツアーの非公式イベント、PNCファーザーサン チャレンジは現地時間11日、フロリダ州のリッツカールトンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。デビッド・デュバル（米）組が10アンダー62をマークし、通算21アンダーで優勝を果たした。

　第1ラウンドで「61」をマークしていたデュバル&ニック・カラヴィテスは、この日も前半から猛チャージ。1番と5番から3連続バーディをマークするなど、前半9ホールを7アンダーでハーフターン。後半もバーディを3つ積み重ねて、ホールアウトとなった。

　ラウンド終了後にデュバルが「最高の気分だ。ザ・プレーヤーズ選手権などに勝ったわけではないことはわかっているが、人生において素晴らしいことの1つとなった。今後忘れることはないだろう」と喜びを語ると、カラヴィテスも「家族とこの場にいることができるのが信じられない。プレッシャーはなかったし、ずっとこの大会をを楽しみにしていたんだ」と語った。

　大会初出場のジョン・デイリー（米）組は9アンダー「63」をマークしたものの、通算17アンダー9位タイでフィニッシュ。メジャー18勝を誇るジャック・ニクラス（米）組は、1アンダー71で回り通算5アンダーで大会を終えている。