海外男子
タイガー、P.ハリントンが狙うクラレットジャグ
2009年7月16日(木)午後1:05
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タイガー・ウッズ(米)が3年ぶりのクラレットジャグ(全英オープンの優勝者に贈られるトロフィ)獲得に静かな闘志を燃やしている。
スコットランドのターンベリー(エイルサ・チャンピオンシップC)で現地時間16日に開幕するメジャー今季第3戦、第138回 全英オープンは、2008年大会を左ヒザ手術で欠場を余儀なくされたタイガー、3連覇がかかるパドレイ・ハリントン(アイルランド)らを中心にデッドヒートが予想される。
ニック・プライス(ジンバブエ)が優勝した1994年以来の舞台となるターンベリーは、数多くの改造が施され、難易度を増している。海からの風の影響を受けやすいリンクスに、数多くのポットバンカーが待ち受けるのは以前と変わらない。だが、これに加えてティーグラウンドからフェアウェイをまっすぐに狙いにくいホールができるなど、選手達に“新しい顔”を見せている。
1996年にプロになったタイガーにとっては初めてのコースとなる中、落ち着いた様子で練習ラウンドをこなしており、余裕たっぷり。全米オープンでは勝利に手が届かなかったが、その後自らがホストを務める米ツアーのAT&Tナショナルで優勝を飾った自信を全身にみなぎらせている。
昨季は全米オープンの死闘で力尽き、左ヒザ手術を受けた直後で出場できなかった。家でテレビ観戦するしかなかっただけに、そのうっぷんも晴らしたい。そのためにも、大会4勝目、ジャック・ニクラウス(米)の18勝にまた一歩近づくメジャー15勝目を挙げることが至上命題になる。
一方、3連覇に挑むハリントンは2008年大会で連覇を達成し全米プロにも勝ったものの、その後絶不調に陥った。抜け出すためにスイング立て直しに専念しており、成績はその成果次第。「全英オープンで3連覇できれば、それは特別なことだ」と意欲を示しつつも、成り行きに任せるつもり。故障で出場すら危ぶまれながら、まさかの優勝を飾った1年前と同様に入れ込みすぎず、淡々とチャンスを狙う構えのようだ。
スコットランドのターンベリー(エイルサ・チャンピオンシップC)で現地時間16日に開幕するメジャー今季第3戦、第138回 全英オープンは、2008年大会を左ヒザ手術で欠場を余儀なくされたタイガー、3連覇がかかるパドレイ・ハリントン(アイルランド)らを中心にデッドヒートが予想される。
ニック・プライス(ジンバブエ)が優勝した1994年以来の舞台となるターンベリーは、数多くの改造が施され、難易度を増している。海からの風の影響を受けやすいリンクスに、数多くのポットバンカーが待ち受けるのは以前と変わらない。だが、これに加えてティーグラウンドからフェアウェイをまっすぐに狙いにくいホールができるなど、選手達に“新しい顔”を見せている。
1996年にプロになったタイガーにとっては初めてのコースとなる中、落ち着いた様子で練習ラウンドをこなしており、余裕たっぷり。全米オープンでは勝利に手が届かなかったが、その後自らがホストを務める米ツアーのAT&Tナショナルで優勝を飾った自信を全身にみなぎらせている。
昨季は全米オープンの死闘で力尽き、左ヒザ手術を受けた直後で出場できなかった。家でテレビ観戦するしかなかっただけに、そのうっぷんも晴らしたい。そのためにも、大会4勝目、ジャック・ニクラウス(米)の18勝にまた一歩近づくメジャー15勝目を挙げることが至上命題になる。
一方、3連覇に挑むハリントンは2008年大会で連覇を達成し全米プロにも勝ったものの、その後絶不調に陥った。抜け出すためにスイング立て直しに専念しており、成績はその成果次第。「全英オープンで3連覇できれば、それは特別なことだ」と意欲を示しつつも、成り行きに任せるつもり。故障で出場すら危ぶまれながら、まさかの優勝を飾った1年前と同様に入れ込みすぎず、淡々とチャンスを狙う構えのようだ。