海外男子
強さが際立った07年のタイガー
2007年12月28日(金)午前11:55
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長女サム・アレクシスちゃんが誕生し、幸せの絶頂にいるタイガー・ウッズ(米)。公私ともに充実した気分でオフシーズンを迎えているが、果たしてタイガーの黄金期はいつまで続くのだろうか?
今季メジャーでの勝ち星は全米プロでの1勝に止まったが、米ツアー7勝を挙げ、文句なしの賞金王に輝いたタイガーは、「ゴルフに関しては“良いシーズン”を過ごすことが出来たが、プライベートでは“生涯最高の1年”だった」と07年を総括した。
コンディショニングに重点を置き、「準備不足」あるいは「勝てない」と思った試合には出場せず、選りすぐりのスケジュールを組んだ。その結果、米ツアーには16試合に出場し、ベスト10入りが12試合。獲得賞金は1,000万ドル(約11億3,000万円)を超え、同ランク2位のフィル・ミケルソン(米)に400万ドル(約4億5,000万円)以上の差をつけた。しかも今季からスタートしたフェデックスカップの王者にも輝き、ボーナス1,000万ドルを獲得。印象としてはほぼ“タイガーのひとり勝ち”状態。00年前後に続く、第2次黄金時代の真っ只中にいるように見える。
そのため、他の選手からは「タイガーの出ていない試合を狙って優勝するしかない」という声が出る始末。彼らは口を揃えて、「調子の良いときに勝つのが普通の選手。でもタイガーはいくら調子が悪くても、その強靭な精神力で必ず優勝争い絡んでくる。そして実際悪くても勝ってしまうんだから手に負えない」と言う。
かつてタイガーとともに5強と呼ばれたミケルソン、アーニー・エルス(南ア)、ビジェイ・シン(フィジー)、レティーフ・グーセン(南ア)も、強いには強いが、今ひとつ勝負どころで勝てていない。欧州、豪州勢の若手が伸びてはいるが、まだタイガーを脅かすまでには至っていない。08年は誰が打倒タイガーの旗手に名乗りを上げるのだろうか? もし出てこなければ、タイガーの年間グランドスラムも夢ではなくなる。
今季メジャーでの勝ち星は全米プロでの1勝に止まったが、米ツアー7勝を挙げ、文句なしの賞金王に輝いたタイガーは、「ゴルフに関しては“良いシーズン”を過ごすことが出来たが、プライベートでは“生涯最高の1年”だった」と07年を総括した。
コンディショニングに重点を置き、「準備不足」あるいは「勝てない」と思った試合には出場せず、選りすぐりのスケジュールを組んだ。その結果、米ツアーには16試合に出場し、ベスト10入りが12試合。獲得賞金は1,000万ドル(約11億3,000万円)を超え、同ランク2位のフィル・ミケルソン(米)に400万ドル(約4億5,000万円)以上の差をつけた。しかも今季からスタートしたフェデックスカップの王者にも輝き、ボーナス1,000万ドルを獲得。印象としてはほぼ“タイガーのひとり勝ち”状態。00年前後に続く、第2次黄金時代の真っ只中にいるように見える。
そのため、他の選手からは「タイガーの出ていない試合を狙って優勝するしかない」という声が出る始末。彼らは口を揃えて、「調子の良いときに勝つのが普通の選手。でもタイガーはいくら調子が悪くても、その強靭な精神力で必ず優勝争い絡んでくる。そして実際悪くても勝ってしまうんだから手に負えない」と言う。
かつてタイガーとともに5強と呼ばれたミケルソン、アーニー・エルス(南ア)、ビジェイ・シン(フィジー)、レティーフ・グーセン(南ア)も、強いには強いが、今ひとつ勝負どころで勝てていない。欧州、豪州勢の若手が伸びてはいるが、まだタイガーを脅かすまでには至っていない。08年は誰が打倒タイガーの旗手に名乗りを上げるのだろうか? もし出てこなければ、タイガーの年間グランドスラムも夢ではなくなる。