松山と石川、揃って予選突破! A.スコットが首位タイ浮上
2014年8月23日(土)午前9:09
米男子ツアー、フェデックスカッププレーオフシリーズ初戦のザ・バークレイズは現地時間22日、ニュージャージー州のリッジ・ウッドCCで第2ラウンドを行い、13位タイで出た松山英樹が1アンダー70で回り通算4アンダー16位タイ、石川遼は2オーバー73と苦戦し通算2アンダーの39位タイとそれぞれ順位を下げた。
インスタートの松山は、一つスコアを落として前半を折り返すと、3番から3連続バーディを奪取。その後は8番でボギーを叩き、この日は3バーディ、2ボギーの1アンダー70でホールアウトした。順位こそ3つ下げたが、「全体に良くなりつつある」とゴルフ自体は悪くない。「明日頑張って優勝を狙える位置に行きたい」。プレーオフ初優勝へ前向きな表情を見せていた。
一方、10位タイと好位置から出た石川は、初日に続きティーショットが曲がりスコアメイクに苦戦した。4バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで2オーバー73。39位タイまで順位を下げ2日目の競技を終えた。
この日のフェアウェイキープ率はわずか39.29%。練習場では納得のいくショットが打てているが、コースでそのショットができずに「試合で(練習時のショットが)できないのが課題」と反省していた。
そんな中、トップタイに立ったのがディフェンディング・チャンピオンのアダム・スコット(豪)だ。この日は4連続を含む7バーディ、1ボギーの6アンダー65をマークし通算8アンダー。最終18番のセカンドでは156ヤードからあと少しでイーグルというスーパーショットを見せ、先にプレーしていたキャメロン・トリンガル(米)に並んだ。
また、全英オープン、WGC-ブリヂストン招待、全米プロゴルフ選手権と出場3連勝中のローリー・マキロイ(北アイルランド)が、6バーディ、ノーボギーの6アンダー65と会心のゴルフで前日の102位タイから27位タイまで急浮上。出場4連勝に向けまずまずの位置につけた。
その他上位陣は、通算7アンダー3位タイにジム・フューリック(米)、ケビン・チャペル(米)、ブレンドン・トッド(米)の3人がつけ、6位タイでヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、アーニー・エルス(南ア)、ジェイソン・デイ(豪)らが続く展開となっている。