海外男子
豪州コンビ快調! タイガー苦戦
2008年3月23日(日)午後1:05
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グリーン上で苦しむタイガー・ウッズ(米)を雷雨が救った。
WGC今季第2戦のWGC-CA選手権は、フロリダ州マイアミのドラル・ゴルフ・リゾート&スパを舞台に、現地時間の22日、第3ラウンドを行ったが、最終組が11番を終了した時点で激しい雷雨に見舞われ中断、サスペンデッドが決定した。
暫定トップは前日に引き続きジェフ・オギルビー(豪/11ホール終了)で通算14アンダー。同じ最終組で回ったアダム・スコット(豪)がスタートホールでいきなりイーグルを奪うなど11番までに4つスコアを伸ばし、1打差の暫定2位につけたが、同組のタイガーはパットが決まらず、前日と同じ通算11アンダーのまま。この日7バーディを奪ったティム・クラーク(南ア/15ホール終了)、16番までに8つスコアを伸ばしたビジェイ・シン(フィジー)に並ばれ暫定3位タイ。またジム・フューリック(米/13ホール終了)が通算10アンダーで暫定6位タイに続いている。
前日の快調なゴルフが影を潜めたタイガー。このコースのスタートホールでは、ここ18ラウンド連続でバーディ、あるいはそれより良いスコアをマークしてきたのだが、この日はバーディチャンスをものに出来ず3パットのパー。続く2番も1メートル弱のパーパットを外してボギーを叩き、「2ホール連続で3パットはひど過ぎたね」と本人も怒りを通り越して呆れる始末。スコアを伸ばせずイライラが募る中、荒天のため日没サスペンデッドとなり、悪い流れを雷雨が救ってくれた格好となった。それでも「まだ上とは3打差。射程圏内だと思う。明日もたくさんホールは残っているし、挽回するつもりだよ」と気を取り直し、大会4連覇&ツアー6連勝に照準を合わせるタイガーだった。
一方、豪州コンビが手を組みタイガー包囲網を敷いた最終組のオギルビーは「作戦通り」とニンマリ。だが折角の願ってもない展開に水をさされ、「流れは僕らにあった。水入りが早過ぎた」と心残りの様子で、仲の良いスコットも「タイガーはショットは問題ないけれど、グリーン上で苦しんでいた。もっとプレーしたかった」と恨めしそうに空を見上げた。だが「終わったことは仕方ない。切り替えて、明日も良いゴルフをするだけ」と、打倒タイガーを胸に誓っていた。
日本勢は谷口徹が17番終了時点で1つスコアを伸ばし、通算4アンダー暫定29位タイ。ボギーが先行するも中盤3つバーディを奪い返し、まずまずのプレーを続けたが、17番でボギーを叩いたところで順延となり、やや後味が悪かった。
今田竜二は17番終了時点で2バーディ、2ボギーのイーブンパー。通算3アンダーは前日の20位タイから暫定34位タイに後退。片山晋呉(12ホール終了)は通算7オーバーで暫定75位タイ。
WGC今季第2戦のWGC-CA選手権は、フロリダ州マイアミのドラル・ゴルフ・リゾート&スパを舞台に、現地時間の22日、第3ラウンドを行ったが、最終組が11番を終了した時点で激しい雷雨に見舞われ中断、サスペンデッドが決定した。
暫定トップは前日に引き続きジェフ・オギルビー(豪/11ホール終了)で通算14アンダー。同じ最終組で回ったアダム・スコット(豪)がスタートホールでいきなりイーグルを奪うなど11番までに4つスコアを伸ばし、1打差の暫定2位につけたが、同組のタイガーはパットが決まらず、前日と同じ通算11アンダーのまま。この日7バーディを奪ったティム・クラーク(南ア/15ホール終了)、16番までに8つスコアを伸ばしたビジェイ・シン(フィジー)に並ばれ暫定3位タイ。またジム・フューリック(米/13ホール終了)が通算10アンダーで暫定6位タイに続いている。
前日の快調なゴルフが影を潜めたタイガー。このコースのスタートホールでは、ここ18ラウンド連続でバーディ、あるいはそれより良いスコアをマークしてきたのだが、この日はバーディチャンスをものに出来ず3パットのパー。続く2番も1メートル弱のパーパットを外してボギーを叩き、「2ホール連続で3パットはひど過ぎたね」と本人も怒りを通り越して呆れる始末。スコアを伸ばせずイライラが募る中、荒天のため日没サスペンデッドとなり、悪い流れを雷雨が救ってくれた格好となった。それでも「まだ上とは3打差。射程圏内だと思う。明日もたくさんホールは残っているし、挽回するつもりだよ」と気を取り直し、大会4連覇&ツアー6連勝に照準を合わせるタイガーだった。
一方、豪州コンビが手を組みタイガー包囲網を敷いた最終組のオギルビーは「作戦通り」とニンマリ。だが折角の願ってもない展開に水をさされ、「流れは僕らにあった。水入りが早過ぎた」と心残りの様子で、仲の良いスコットも「タイガーはショットは問題ないけれど、グリーン上で苦しんでいた。もっとプレーしたかった」と恨めしそうに空を見上げた。だが「終わったことは仕方ない。切り替えて、明日も良いゴルフをするだけ」と、打倒タイガーを胸に誓っていた。
日本勢は谷口徹が17番終了時点で1つスコアを伸ばし、通算4アンダー暫定29位タイ。ボギーが先行するも中盤3つバーディを奪い返し、まずまずのプレーを続けたが、17番でボギーを叩いたところで順延となり、やや後味が悪かった。
今田竜二は17番終了時点で2バーディ、2ボギーのイーブンパー。通算3アンダーは前日の20位タイから暫定34位タイに後退。片山晋呉(12ホール終了)は通算7オーバーで暫定75位タイ。