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海外男子

P.ミケルソン、WGC初優勝! タイガーは9位タイ

2009年3月16日(月)午後1:10

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 フィル・ミケルソン(米)がニック・ワトニー(米)との激戦を制し、念願のWGC初優勝を飾った。

 WGC-CA選手権(フロリダ州マイアミ、ドラル・ゴルフ・リゾート&スパ)は現地時間15日、最終ラウンドの競技を終了。通算16アンダー首位タイでスタートした2人は、抜きつ抜かれつの手に汗握る戦いを見せた。8番でこの日4つ目のバーディを奪取したミケルソンが通算19アンダーまでスコアを伸ばし2打リード。10番もバーディを獲ったものの、ワトニーに9番バーディ、10番イーグルを奪われ、通算20アンダーで並ばれた。

 11番でワトニーがボギーを叩いて一歩後退した後、バーディ必至の12番パー5で苦戦した。ミケルソンはティーショットを大きく右に曲げ、ブッシュから必死のリカバリーを強いられて何とかボギー。しかし、ワトニーもパーセーブできずに1打差は変わらなかった。

 この後はワトニーと共に息詰まるようなパーを重ねて迎えた最終18番。ミケルソンはパーに収め、1打差で決着をつけた。3アンダー69の通算19アンダーでフィニッシュし、メジャー3勝のミケルソンは意外にもWGCでは今回が初勝利。ライバルのタイガー・ウッズ(米)が復帰した大会で今季2勝目を挙げ、自信満々で約1か月後のマスターズに挑む。

 一方、約8か月の戦線離脱を経て、今大会で復帰後ストロークプレー初戦に挑んだタイガー。徐々に試合勘を取り戻し、白い歯を見せてブルーモンスターを去った。今田竜二と一緒にプレーした第3ラウンドに大会初の60台を出し、最終日も4つのバーディを奪って4アンダー68。通算11アンダー9位タイでホールアウトした。「日に日に調子が上がってきたのが良かったね」と好感触をつかんでいた。

 その他、通算16アンダー3位にジム・フューリック(米)、通算14アンダー4位にジーブ・ミルカ・シン(インド)。優勝すれば世界ランク1位の可能性があったセルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算6アンダー31位タイで大会を終えた。

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