松山、3連続バーディ締めで予選突破! 石川は予選落ち
2014年8月31日(日)午前8:48
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権は現地時間30日、マサチューセッツ州のTPCボストンで第2ラウンドを終了。日本勢は65位タイで出た松山英樹が2アンダー69で回り通算イーブンパー44位タイで予選を突破したが、石川遼はイーブンパー71をマークするも通算7オーバーで予選落ちを喫した。ライアン・パーマー(米)とジェイソン・デイ(豪)が通算8アンダーで首位を分け合っている。
松山が終盤の粘りで予選通過を果たした。8バーディ、2ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら2アンダー69をマークし、通算イーブンパー。44位タイとなり明日以降に望みをつないだ。
インスタートのこの日は11番、12番を連続ボギーとし苦しい立ちあがり。すると15番、16番、18番でバーディを奪い1アンダーで前半を折り返した。後半に入ると1番、2番で連続バーディ。しかし3番、6番でダブルボギーを叩き、この時点で通算3オーバーとなり予選通過が微妙になった。ところがここから上がり3ホール連続バーディとする驚異的な粘りを見せ、終わってみれば2アンダー69。アップダウンが続いたが、終盤に盛り返し決勝ラウンド進出をものにした。
最下位スタートとなった石川は、巻き返しを狙ったが3バーディ、3ボギーのイーブンパー71で回り通算7オーバー。単独91位となり予選で姿を消した。前日に比べショットはやや安定していたが、チャージはならず。フェデックスカップ・ポイントランキング70位までが第3戦 BMW選手権(9月4?7日/コロラド州チェリーヒルズCC)に進出できるが、石川の現在のランキングは56位。予選落ちしたことで、自力ではランクアップすることができなくなり、その行方は他選手の動向に委ねられることになった。
上位陣は前日トップのパーマーとデイが通算8アンダーでトップタイ。ともに5アンダー66を記録したマット・クーチャー(米)とビリー・ホースヘル(米)が3位タイにつけた。ローリー・マキロイ(北アイルランド)は2アンダー69でラウンドし通算3アンダー17位タイとなっている。