高校生プロ・石川遼が、欧米の同世代プロと激突する。

　1日開幕の国内男子ツアー第3戦、中日クラウンズ（愛知・名古屋GC和合C）は、毎年、世界中から招待選手が乗り込んでくるが、今年は欧米から石川世代の若い選手が2人やってきている。昨年の米ツアー、ソニー・オープン・イン・ハワイに16歳のアマチュアとして予選通過を果たした後、プロ転向した17歳のタッド・フジカワ（米）と、欧州ツアー史上最年少でシード入りした18歳のロリー・マキロイ（北アイルランド）だ。いずれも石川の噂は耳にしており、次世代を担うプロが初めて集結する大会の行方に注目だ。

　また、予選ラウンドで石川は、オフシーズンに何度か指導を受けた尾崎将司とプレー。その才能を認めつつもライバル視してくれる61歳の大先輩を前に、本領を発揮できるかどうかも見ものとなる。