国内男子ツアーのブリヂストンオープンゴルフトーナメントが千葉県の袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cを舞台に23日開幕。前週の日本オープンで単独2位に入った石川遼は第1ラウンドをイーブンパー72で回り、57位タイで発進した。上位は9アンダー63と爆発した宮本勝昌が単独トップ。2打差の2位で矢野東が追っている。

　石川は前半の勢いを18ホール持続することができなかった。スタートの10番でダブルボギーを叩いた後、12番と15番でバーディ。イーブンパーにスコアを戻すと、さらに16番パー5でイーグルを奪取し、18番もバーディを獲った。3アンダーでハーフターン。しかし、後半は1バーディ、4ボギーとスコアを3つ落とし、イーブンパー72の57位タイでホールアウトした。第2ラウンドは最後までスコアを伸ばし、リーダーボードを駆け上がりたいところだ。

　一方、日本オープンで通算25勝の永久シードを獲得した片山晋呉は1バーディ、1ボギーのイーブンパーで前半を終了。後半に入るとエンジンをかけ、1番から連続バーディを奪った。7番もバーディとし、4バーディ、1ボギーの3アンダー69でラウンド。バナH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントを制した甲斐慎太郎他と並ぶ12位タイにつけた。昨季大会覇者の片山が2週連続Vへまずまずのスタートを切った。

　その他、米国から帰国し今季は国内に専念することを明言した丸山茂樹が6アンダー66の好スコアでフィニッシュ。池田勇太らと共に3位タイで続いている。5アンダー67の単独6位に尾崎将司。現在賞金ランク2位の谷原秀人は2アンダー70で24位タイ、昨季賞金王の谷口徹は1アンダー71の38位タイで第1ラウンドの競技を終えている。