海外男子
P.ハリントン堅首! タイガーは足踏み
2009年8月8日(土)午後1:22
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今季絶不調だったパドレイ・ハリントン(アイルランド)がリーダーボードの最上段を守った。
世界のトッププレーヤー80人(1人棄権)がオハイオ州アクロンのファイアーストーンCCに終結し熱戦を繰り広げる米男子ツアーのWGC-ブリヂストン招待は、現地時間7日に第2ラウンドの競技を終了。選手たちが口々に「メジャー並み」と言う難コンディションにスコアが伸び悩む中、初日トップのハリントンが2バーディ、1ボギーの堅実なゴルフで通算7アンダーとし、2位のティム・クラーク(南ア)に1打差をつけ単独トップの座を守った。
通算5アンダー単独3位にスコット・バープランク(米)、通算4アンダー4位タイにこの日5アンダー65と爆発したジェリー・ケリー(米)の他、日本でもお馴染みのプラヤド・マークセン(タイ)、現在フェデックスカップポイントランク2位のスティーブ・ストリッカー(米)がつけている。
2週連続、大会7度目の優勝がかかるタイガー・ウッズ(米)は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算2アンダーで13位タイへわずかに後退。6週間ぶりの試合復帰となったフィル・ミケルソン(米)も通算1アンダー22位タイにとどまっている。
昨年メジャー2勝を挙げプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選ばれたハリントンだが、スイング改造の影響で結果が伴わず、現在フェデックスカップポイントランクは142位に低迷。3週間後にスタートするプレーオフシリーズには同ランクの上位125位までしか出場できず、このまま行くと同シリーズ初戦への進出さえ危ぶまれる状況。
「ゴルフだから何が起きるかわからない。コース上で“プレーオフに出られないかもしれない”と悩んで、それが恥ずかしいと思うようなことはない。でももし(プレーオフに)出られないとしたら、決して愉快ではないだろうね」とハリントン。「どんな試合だってチャンスがあれば出たい。ましてプレーオフシリーズは尚更。それが正直な気持ちだ」。このまますんなりフィールドの厚い今大会で優勝すれば550ポイントを獲得し、同ランク30位台に浮上するから、問題なくプレーオフには進出出来る。だが難しいコンディションに加え、この面子の中でトップを走り続けるのは至難の業。残り2日、ハリントンには厳しい戦いが待っている。
一方、得意のファイアーストーンCCで、かつて『61』を叩き出したことのあるタイガーはスコアを伸ばせず渋い表情。「メジャーのコンディションに似ている。ここでは忍耐力が必要になる」と牙を剥いたコースを征服出来ずにイライラ。いつもなら「60台半ば」を目標にプレーするが、今週は「60台後半のスコアを出せば優勝戦線に食い込んでいける」と目標設定を低めに変更。次週に迫ったメジャー最終戦に弾みをつけるためにも週末はショットのキレ味を甦らせたい。
また初日66位タイと出遅れた片山晋呉と五十嵐雄二は、片山が2バーディ、4ボギーの2オーバー72で回り、通算6オーバー69位タイに順位を下げ、五十嵐は10番で大会唯一のバーディを奪ったものの、4連続を含む12個のボギーとダブルボギーを1つ叩き、13オーバー83のワーストスコア。通算17オーバーは棄権したポール・ケイシー(英)を除くと最下位の79位に低迷している。
世界のトッププレーヤー80人(1人棄権)がオハイオ州アクロンのファイアーストーンCCに終結し熱戦を繰り広げる米男子ツアーのWGC-ブリヂストン招待は、現地時間7日に第2ラウンドの競技を終了。選手たちが口々に「メジャー並み」と言う難コンディションにスコアが伸び悩む中、初日トップのハリントンが2バーディ、1ボギーの堅実なゴルフで通算7アンダーとし、2位のティム・クラーク(南ア)に1打差をつけ単独トップの座を守った。
通算5アンダー単独3位にスコット・バープランク(米)、通算4アンダー4位タイにこの日5アンダー65と爆発したジェリー・ケリー(米)の他、日本でもお馴染みのプラヤド・マークセン(タイ)、現在フェデックスカップポイントランク2位のスティーブ・ストリッカー(米)がつけている。
2週連続、大会7度目の優勝がかかるタイガー・ウッズ(米)は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー70とスコアを伸ばせず、通算2アンダーで13位タイへわずかに後退。6週間ぶりの試合復帰となったフィル・ミケルソン(米)も通算1アンダー22位タイにとどまっている。
昨年メジャー2勝を挙げプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)に選ばれたハリントンだが、スイング改造の影響で結果が伴わず、現在フェデックスカップポイントランクは142位に低迷。3週間後にスタートするプレーオフシリーズには同ランクの上位125位までしか出場できず、このまま行くと同シリーズ初戦への進出さえ危ぶまれる状況。
「ゴルフだから何が起きるかわからない。コース上で“プレーオフに出られないかもしれない”と悩んで、それが恥ずかしいと思うようなことはない。でももし(プレーオフに)出られないとしたら、決して愉快ではないだろうね」とハリントン。「どんな試合だってチャンスがあれば出たい。ましてプレーオフシリーズは尚更。それが正直な気持ちだ」。このまますんなりフィールドの厚い今大会で優勝すれば550ポイントを獲得し、同ランク30位台に浮上するから、問題なくプレーオフには進出出来る。だが難しいコンディションに加え、この面子の中でトップを走り続けるのは至難の業。残り2日、ハリントンには厳しい戦いが待っている。
一方、得意のファイアーストーンCCで、かつて『61』を叩き出したことのあるタイガーはスコアを伸ばせず渋い表情。「メジャーのコンディションに似ている。ここでは忍耐力が必要になる」と牙を剥いたコースを征服出来ずにイライラ。いつもなら「60台半ば」を目標にプレーするが、今週は「60台後半のスコアを出せば優勝戦線に食い込んでいける」と目標設定を低めに変更。次週に迫ったメジャー最終戦に弾みをつけるためにも週末はショットのキレ味を甦らせたい。
また初日66位タイと出遅れた片山晋呉と五十嵐雄二は、片山が2バーディ、4ボギーの2オーバー72で回り、通算6オーバー69位タイに順位を下げ、五十嵐は10番で大会唯一のバーディを奪ったものの、4連続を含む12個のボギーとダブルボギーを1つ叩き、13オーバー83のワーストスコア。通算17オーバーは棄権したポール・ケイシー(英)を除くと最下位の79位に低迷している。