海外男子
石川、3日目は快勝のち惜敗!
2009年10月11日(日)午前11:35
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石川遼の1日は午前中の喜びから一転、午後は落胆のため息に変わった。
2年に1度、米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が名誉をかけて団体戦で戦うザ・プレジデンツカップはカリフォルニア州サンフランシスコのハーディング・パークGCを舞台に現地時間10日、3日目の競技を開催。午前にフォーサム(2人が1つのボールを交互に打つ)5マッチと午後にフォーボール(2人の良い方のスコアを採用)5マッチを行い、フォーサムで快勝した石川遼&Y・E・ヤン(韓)組は、午後にタイガー・ウッズ&スティーブ・ストリッカーの最強コンビ相手に粘りを見せたものの、残念ながら惜敗を喫した。これで石川の今大会での戦績は2勝2敗。それでも、午前中のフォーサムではインターナショナルチーム唯一の勝星をもぎ取るなど、敵地アメリカでも日本が誇るスーパー18歳に対する評価は日に日に高まっている。
午前中のフォーサムでケニー・ぺリー&ザック・ジョンソン組と対戦した石川&ヤンのアジアンペアは「出だしが少し不安定だった」(石川)と言う通り、1番から5番まで両チームが交互にホールを獲り合う接戦だった。だが8番のバーディで2アップと相手に差をつけてからは危なげないプレーでアメリカのベテランコンビを退けた。見せ場は10番パー4。石川のティーショットがフェアウェイをとらえると、ヤンのセカンドはピンまで6メートル弱と距離はあるもののグリーンをキープ。相手が第2打をラフに打ち込んだ隙に石川がバーディパットをねじ込み3アップ。最後(16番)はやはりヤンがピンそばおよそ2メートルに寄せ、石川がきっちりバーディで締めくくり3アンド2で快勝。「ヤンさんが日本語で話しかけてくれて、リーダーシップを発揮してくれたからリラックスしてプレー出来た。流れが来ている」と笑顔の石川。午前中の5マッチは、インターナショナルの1勝3敗1分でチームは劣勢に立たされたが「午後も集中して頑張りたい」と前日に続く連勝に気を良くした。
だが午後のフォーボールマッチではストリッカーの長短織り交ぜたバーディラッシュに、6ホールを残して6ダウンの大ピンチ。だがドーミーホール(分けなら負けが決まる)の13番でヤンがバーディを奪って5ダウン、続く14番で今度は石川がバーディを奪って4ダウンまで戻し、さらに15番でも石川が11メートル以上のバーディパットを沈めてギャラリーの度肝を抜いて3ダウン。そのままホールを獲り続ければ引き分けに持ち込めるところだったが、最後(16番)はタイガーがきっちりバーディを奪って4アンド2で勝負を決めた。
午後のフォーボールは2勝2敗1分と両チーム互角だったが、3日目までのポイントを総合すると12.5対9.5で米国チームが3ポイントリード。最終日はシングルマッチ12試合を行ない、いよいよカップの行方が決まる。
2年に1度、米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)が名誉をかけて団体戦で戦うザ・プレジデンツカップはカリフォルニア州サンフランシスコのハーディング・パークGCを舞台に現地時間10日、3日目の競技を開催。午前にフォーサム(2人が1つのボールを交互に打つ)5マッチと午後にフォーボール(2人の良い方のスコアを採用)5マッチを行い、フォーサムで快勝した石川遼&Y・E・ヤン(韓)組は、午後にタイガー・ウッズ&スティーブ・ストリッカーの最強コンビ相手に粘りを見せたものの、残念ながら惜敗を喫した。これで石川の今大会での戦績は2勝2敗。それでも、午前中のフォーサムではインターナショナルチーム唯一の勝星をもぎ取るなど、敵地アメリカでも日本が誇るスーパー18歳に対する評価は日に日に高まっている。
午前中のフォーサムでケニー・ぺリー&ザック・ジョンソン組と対戦した石川&ヤンのアジアンペアは「出だしが少し不安定だった」(石川)と言う通り、1番から5番まで両チームが交互にホールを獲り合う接戦だった。だが8番のバーディで2アップと相手に差をつけてからは危なげないプレーでアメリカのベテランコンビを退けた。見せ場は10番パー4。石川のティーショットがフェアウェイをとらえると、ヤンのセカンドはピンまで6メートル弱と距離はあるもののグリーンをキープ。相手が第2打をラフに打ち込んだ隙に石川がバーディパットをねじ込み3アップ。最後(16番)はやはりヤンがピンそばおよそ2メートルに寄せ、石川がきっちりバーディで締めくくり3アンド2で快勝。「ヤンさんが日本語で話しかけてくれて、リーダーシップを発揮してくれたからリラックスしてプレー出来た。流れが来ている」と笑顔の石川。午前中の5マッチは、インターナショナルの1勝3敗1分でチームは劣勢に立たされたが「午後も集中して頑張りたい」と前日に続く連勝に気を良くした。
だが午後のフォーボールマッチではストリッカーの長短織り交ぜたバーディラッシュに、6ホールを残して6ダウンの大ピンチ。だがドーミーホール(分けなら負けが決まる)の13番でヤンがバーディを奪って5ダウン、続く14番で今度は石川がバーディを奪って4ダウンまで戻し、さらに15番でも石川が11メートル以上のバーディパットを沈めてギャラリーの度肝を抜いて3ダウン。そのままホールを獲り続ければ引き分けに持ち込めるところだったが、最後(16番)はタイガーがきっちりバーディを奪って4アンド2で勝負を決めた。
午後のフォーボールは2勝2敗1分と両チーム互角だったが、3日目までのポイントを総合すると12.5対9.5で米国チームが3ポイントリード。最終日はシングルマッチ12試合を行ない、いよいよカップの行方が決まる。