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海外男子

日本勢苦戦… 石川62位タイ、池田76位タイ

2010年8月7日(土)午前9:27

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 予選落ちのない試合とはいえ、世界のトッププロが集まる大舞台で日本勢が苦戦を余儀なくされている。

 現地時間6日に行われたWGCシリーズの今季第3戦ブリヂストン招待(オハイオ州、ファイアーストーンCC)第2ラウンド。初日好調なショットにパットが伴わず37位タイと出遅れた石川遼は、インスタートのこの日も出だし10番からいきなり3メートルのバーディチャンスを決めきれず前途多難な滑り出し。14番では短いパットを外してボギーが先行する我慢のゴルフを強いられる。

 ショットが良いだけにパットさえ入ればという願いもむなしく、折り返し直後の1番ではセカンドショットをピン真横の絶好のチャンスにつけながら、カップに蹴られてバーディならず。それでも最終9番だけは5メートル強のパットをねじ込みバーディフィニッシュとしたが、この日1バーディ、4ボギーの3オーバー73。通算4オーバーまでスコアを落とし、62位タイに後退してしまった。

 パーオン率78%とショットは好調なのに、18ホール『33』パットに足を引っ張られた格好の石川。「でも最後の3ホールはパッティングの感触が良くなってきたんです。ボールに少し近付いて立ったらストロークも良くなりましたし… 明日からが楽しみですね」とスコアの割には明るい表情を見せた。最終ホールのバーディが第3ラウンド以降に向けて浮上のきっかけとなるか…?

 また、ライバルの池田勇太も苦しい戦いとなった。序盤の1番、2番は絶妙なショットとアプローチで連続バーディとこれ以上ない順調な展開。ところが3番で3パットのボギーを叩いてから歯車が狂い、そこから7番まで5連続ボギーの泥沼に。後半もチャンスをつくれず3つボギーを重ね、6オーバー76の大乱調。通算8オーバーまでスコア崩し、出場82人中(うち1人欠場、1人棄権)76位タイの下位に沈んだ。

 一方、3人の中で最年長の宮本勝昌は1番で幸先の良いバーディを奪ったものの、あとが続かず1バーディ、3ボギーの2オーバー72止まり。通算3オーバー58位タイにつけ、ラウンド後には「苦しい」とこぼしながら、以前常駐していた米ツアーで戦える喜びをその表情の端々にうかがわせている。残り2日、どこまで挽回できるかベテランの粘りに期待したい。

 なお、第2ラウンドを終えて単独首位はレティーフ・グーセン(南ア)で通算7アンダー。世界ランクNo.1の座を狙うフィル・ミケルソン(米)が通算6アンダー2位タイの好位置をキープし、タイガー・ウッズ(米)は初日の出遅れが響き通算6オーバー72位タイに低迷している。

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