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P.ミケルソンをタイガーが2打差で追撃!
2009年11月8日(日)午前9:45
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2年前の大会チャンピオン、フィル・ミケルソン(米)が快調なゴルフでスコアを伸ばし、今大会2位2回のタイガー・ウッズ(米)が我慢のゴルフでパーを並べ、ミケルソンの2打リードで2人の最終日最終組対決が実現した。
今年からWGCシリーズのイベントとなったHSBCチャンピオンズは中国・上海、シャーシャン・インターナショナルGCを舞台に現地時間7日、第3ラウンドの競技を終了。上がり5ホールで3バーディを奪ったミケルソンが5アンダー67をマークし、通算14アンダーで単独トップに浮上。前日首位タイのタイガーは、後半全くスコアを伸ばせず2アンダー70止まり。ニック・ワトニー(米)と並び、首位と2打差の2位タイに後退した。
この結果、最終日は世界ランク1位のタイガーと2位のミケルソンに加え、ワトニーの3人が同組で対戦することに。タイガーとミケルソンが最終日最終組で直接対決するのは2005年のフォード選手権以来およそ4年ぶりのこと。そのときはタイガーが逆転で優勝を飾っている。
「2人ともそれ(最終組対決)を待ち望んでいた。タイガーだけじゃなく、ワトニーも調子が良さそうだし、明日が本当に楽しみだ」と言うのは、07年の今大会チャンピオン、ミケルソン。ザ・ツアー選手権で優勝を飾って以来、パットが安定しており、危なげないプレーが続いている。
一方のタイガーは「今日はパー5でアドバンテージを生かせなかった。思ったようなプレーが出来ていない」と納得の行かない様子。10番で4.5メートルのバーディを沈め、前日同様波に乗るかと思われたが、続く11番でボギー。12番以降は全くバーディがなく、前半ミケルソンを2打リードしていながら、後半追いつき追い越されて逆に2打差をつけられた。
2オンが狙える最終18番パー5でもティーショットを左のラフに入れ、第2打を刻みながら、第3打でグリーン左のバンカーにつかまるピンチ。それでもバンカーからピンそばに寄せてパーをセーブしたが“らしくない”プレーが目についた。
しかしそこは世界ナンバー1プレーヤーのこと。必ずや明日までには微調整して“サンデーチャージ”を披露するはず。好調のミケルソンにタイガーがどんなゴルフを仕掛けるか注目だ。
その他、上位は通算11アンダーの単独4位にライアン・ムーア(米)。風が吹く難しいコンディションの中、7アンダー65と爆発したリー・ウェストウッド(英)が通算10アンダーまで伸ばし、前日の23位タイから単独5位に浮上。通算8アンダー6位タイにアンソニー・キム(米)とジョティ・ランダワ(インド)がつけている。
ディフェンディング・チャンピオンのセルヒオ・ガルシア(スペイン)は3日目にして初の60台(69)をマークし、通算2アンダーで単独31位。パドレイ・ハリントン(アイルランド)は通算1アンダー、32位タイにつけている。
今年からWGCシリーズのイベントとなったHSBCチャンピオンズは中国・上海、シャーシャン・インターナショナルGCを舞台に現地時間7日、第3ラウンドの競技を終了。上がり5ホールで3バーディを奪ったミケルソンが5アンダー67をマークし、通算14アンダーで単独トップに浮上。前日首位タイのタイガーは、後半全くスコアを伸ばせず2アンダー70止まり。ニック・ワトニー(米)と並び、首位と2打差の2位タイに後退した。
この結果、最終日は世界ランク1位のタイガーと2位のミケルソンに加え、ワトニーの3人が同組で対戦することに。タイガーとミケルソンが最終日最終組で直接対決するのは2005年のフォード選手権以来およそ4年ぶりのこと。そのときはタイガーが逆転で優勝を飾っている。
「2人ともそれ(最終組対決)を待ち望んでいた。タイガーだけじゃなく、ワトニーも調子が良さそうだし、明日が本当に楽しみだ」と言うのは、07年の今大会チャンピオン、ミケルソン。ザ・ツアー選手権で優勝を飾って以来、パットが安定しており、危なげないプレーが続いている。
一方のタイガーは「今日はパー5でアドバンテージを生かせなかった。思ったようなプレーが出来ていない」と納得の行かない様子。10番で4.5メートルのバーディを沈め、前日同様波に乗るかと思われたが、続く11番でボギー。12番以降は全くバーディがなく、前半ミケルソンを2打リードしていながら、後半追いつき追い越されて逆に2打差をつけられた。
2オンが狙える最終18番パー5でもティーショットを左のラフに入れ、第2打を刻みながら、第3打でグリーン左のバンカーにつかまるピンチ。それでもバンカーからピンそばに寄せてパーをセーブしたが“らしくない”プレーが目についた。
しかしそこは世界ナンバー1プレーヤーのこと。必ずや明日までには微調整して“サンデーチャージ”を披露するはず。好調のミケルソンにタイガーがどんなゴルフを仕掛けるか注目だ。
その他、上位は通算11アンダーの単独4位にライアン・ムーア(米)。風が吹く難しいコンディションの中、7アンダー65と爆発したリー・ウェストウッド(英)が通算10アンダーまで伸ばし、前日の23位タイから単独5位に浮上。通算8アンダー6位タイにアンソニー・キム(米)とジョティ・ランダワ(インド)がつけている。
ディフェンディング・チャンピオンのセルヒオ・ガルシア(スペイン)は3日目にして初の60台(69)をマークし、通算2アンダーで単独31位。パドレイ・ハリントン(アイルランド)は通算1アンダー、32位タイにつけている。