べ・サンムン3位タイ浮上! 石川遼20位タイ
2012年1月28日(土)午後1:38
- この記事のキーワード
今季米男子ツアールーキーのべ・サンムン(韓)が堂々の優勝争いを演じている。
同ツアー今季第4戦、ファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間27日、カリフォルニア州のトリーパインズGC、サウスC(SC)とノースC(NC)の2コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。昨季の日本ツアー賞金王べ・サンムンはこの日サウスCを回り7バーディ、2ボギーの5アンダー67の好スコアをマーク。通算12アンダーとし単独首位のカイル・スタンレー(米/SC)に2打差の3位タイに浮上した。
通算13アンダー単独2位にブラント・スネデカー(米/NC)がつけ、べ・サンムンと同じ3位タイにマーティン・フローレス(米/SC)が並んだが、初日単独3位発進のフェデックスカップ王者ビル・ハース(米/SC)は通算10アンダー5位タイに後退している。
比較的スコアを伸ばしづらいとされるサウスCについて「とてもタフなコースだった」と述べたべ・サンムンだったが、5つスコアを伸ばせたことで「だからこそ今日のラウンドには手応えを感じている」とこの日のプレーを振り返った。特に前半は4番から3連続バーディを奪うと、8番、9番でもバーディを奪って5アンダー31と絶好調。「本当に前半は良かった。ショットも良いしパットも入っている。今年はルーキーとしてこの舞台に立てるだけで本当に毎日が楽しい。これだけ強豪が集う大会で良いプレーが出来たので自信もついてきた。明日以降はとにかくアグレッシブに攻めのゴルフを貫きたい」と意気込みを語った。韓国と日本の両ツアーで賞金王に輝いた実績はだてではない。このまま最後まで優勝争いの一角を担って欲しいものだ。
また、メイン会場のノースCを回った石川遼もまずまずのゴルフを見せた。前半は1ボギーとなかなか思うようなプレーが出来なかったものの、10番のバーディで流れを呼び寄せると、14番から3連続バーディを奪って2日連続の3アンダー69でホールアウト。通算6アンダーで初日の37位タイから17ランクアップの20位タイに浮上し、楽々決勝ラウンド進出を決めている。
一方、初日100位タイと出遅れていた今田竜二は2日目も2バーディ、2ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばせず通算1オーバー。カットラインに3打及ばず無念の予選落ちを喫した。