米男子ツアー開幕戦を制したスティーブ・ストリッカー（米）が、今年最初の世界ランキングで5位に浮上した。

　昨年の同ツアー優勝者のみが出場を許され、27人が激突したヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ最終日を5打差の単独首位で迎えながら、苦労の末にツアー12勝目を勝ち取ったストリッカーは、米国時間10日発表の最新ランキングで6位から5位にジワリとランクアップ。米国勢トップの座を堅守している。

　また、ストリッカーに追いつけず、同大会2位のマーティン・レアード（スコットランド）が47位から33位に、3位タイに終わったウェブ・シンプソン（米）が10位から7位に上昇。欧州ツアー開幕戦、アフリカ・オープンを制したルイス・ウーストハウゼン（南ア）も、40位から26位へと躍進している。

　1位ルーク・ドナルド（英）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）の上位陣に変動はない。

　また、石川遼が51位から48位へと浮上しマスターズ出場圏内のトップ50に入っており、今週のソニー・オープン・イン・ハワイ（現地時間12?15日／ハワイ、ワイアラエCC）の結果が待たれる。

　その他の日本勢は谷口徹が61位と変わらず、藤田寛之が68位から69位に後退している。