先週行われた米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイを逆転で制したジョンソン・ワグナー（米）が、米国時間16日発表の最新世界ランキングで198位から92位へと躍進した。

　米ツアーのフルフィールド初戦である同大会。最終日を首位タイでスタートしたマット・エブリー（米）とジェフ・マガート（米）がスコアメイクに苦しむ中、3位タイからスタートしたワグナーは3アンダー67の好スコアをマーク。終わってみれば後続に2打差をつけて勝利をものにし、ランキングトップ100圏内に急浮上した。

　ワグナーから2打差の2位タイに入った4人もそれぞれ順位を上げた。チャールズ・ハウエルIII（米）が77位から61位へ、ショーン・オヘア（米）が78位から66位へ、カール・ぺターソン（スウェーデン）が110位から81位へ、ハリソン・フレイザー（米）が122位から82位へランクアップしている。

　また、欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアー共催のジョバーグ・オープンを制したブランダン・グレイス（南ア）も258位から164位へとジャンプアップした。

　日本勢は、石川遼が48位をキープ。谷口徹が61位から62位へ1つ順位を落とし、藤田寛之は69位のまま。池田勇太は76位から78位へ、平塚哲二は86位から88位へそれぞれ2ランクダウンした。ソニー・オープン・イン・ハワイを59位タイで終えた小田孔明は95位となっている。