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海外男子

松山腰痛で棄権、石川は浮上ならず R.マキロイ一歩後退

2013年11月1日(金)午後6:17

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 体調に不安を抱える松山英樹が第2ラウンドスタート前にトーナメントを棄権した。

 今年から米男子ツアーの賞金ランキング(2013-14シーズン)にも加算されることになった世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ、シーズン最終戦のWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間1日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。世界ランク28位につける松山は現地でも注目の存在だったが、第2ラウンドスタート前に背中痛を理由に棄権を表明。初日1アンダー71とまずまずの滑り出しだっただけに悔やまれるが、過密スケジュールがたたったのは想像に難くない。一日も早く体調を万全に整え復帰してもらいたいものだ。

 松山の穴を埋めるべく日本勢は全員が初日より良いスコアで回ったが上位争いには届かず。それでも初日64位タイと出遅れていた昨季の国内ツアー賞金王・藤田寛之は3バーディ、1ボギーの2アンダー70にスコアをまとめ、通算1オーバー49位タイまで順位を上げた。

 またWGC初挑戦の20歳、川村昌弘は2バーディ、2ボギーのイーブンパー72で回り通算1オーバーで藤田と同じ49位タイ。初日、不安を抱えていたドライバーが不発で「ショットが悪いせいでリズムを崩した」と『81』の大叩きを演じた石川遼も2バーディ、2ボギーのイーブンパー72と持ち直したものの、前日の出遅れが響き通算9オーバーで出場77人中76位に甘んじている。とはいえ全員調子は上向き。ムービングデーの巻き返しに期待したい。

 上位陣は、この日10バーディ(1ボギー)を量産したダスティン・ジョンソン(米)が通算12アンダーまでスコアを伸ばし、後続に5打差をつけ単独トップに浮上。初日好スタートを切り復活の兆しを見せていたローリー・マキロイ(北アイルランド)は前半3連続バーディを奪いながら後半3ボギーを叩いてスコアを伸ばせず、ジョンソンに5打差(通算7アンダー)の2位タイグループに後退した。

 同じく2位タイにブッバ・ワトソン(米)とブー・ウィークリー(米)がつけ、通算6アンダー5位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、アーニー・エルス(南ア)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)の他、ディフェンディング・チャンピオンのイアン・ポルター(英)が並ぶ展開となっている。

 また、この日4アンダー68をマークしたフィル・ミケルソン(米)が通算5アンダーで前日の28位タイから11位タイに順位を上げている。

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