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海外男子

タイガー、19位タイ発進 P.ミケルソンは12位タイ

2008年6月13日(金)午後2:10

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 世界ランク上位の3人が、難コースに苦しめられた。

 今季のメジャー第2戦、第108回全米オープン(カリフォルニア州サンディエゴ、トリーパインズGC)は現地時間12日、第1ラウンドの競技を終了。注目のペアリングとなったタイガー・ウッズ(米)、フィル・ミケルソン(米)、アダム・スコット(豪)の3人は、それぞれが随所に好プレーを見せ、忍耐強いゴルフを展開した。

 左ひざの手術以来、9週間ぶりの登場となったタイガーは、出だしの1番パー4でティーショットを右に曲げ、深いラフにつかまる。2打目は出すだけとなり、3打目もグリーンをオーバーして4オン、2パットのダブルボギー。難コース相手とはいえ、苦しい立ち上がりとなった。

 4番でバンカーからピタリと寄せて初バーディを奪取すると、8番、9番でもバーディを獲り、1アンダーでハーフターンする。後半に入ってもピリッとしないタイガーは、14番パー4で再びダブルボギー。その後もバーディチャンスを決められず、3バーディ、2ダブルボギーで1オーバー72のラウンド。初日を19位タイで終了した。

 一方、地元開催に燃えるミケルソンは攻撃的なプレーが裏目に出て、5番から3連続ボギーを叩き、前半を3オーバーで折り返す。しかし後半はプレーがかみ合い始め、10番で4.5メートルのパットを沈めてバーディ。12番こそ深いラフに苦しみ、ボギーとしたが、続く13、14番で連続バーディを奪った。最終18番もバーディで締め、4バーディ、4ボギーのイーブンパー71でホールアウト。かつて何度も優勝争いをしながら、あと一歩のところでタイトルを逃しているミケルソンが、地元サンディエゴで12位タイの好スタートを切り、気分良く第2ラウンドに臨む。

 また、タイガー、ミケルソンに次ぐ世界ランク3位のスコットは、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで2オーバー73。プレー内容ではビッグネーム2人に劣っていないものの、結果的には31位タイと平凡なスタートとなった。

 上位勢は、3アンダー68で回ったケビン・ストリールマン(米)とネイションワイドツアー(下部ツアー)を主戦場とするジャスティン・ヒックス(米)が首位を分け合い、1打差の3位タイにスチュアート・アップルビー(豪)、ジェフ・オギルビー(豪)ら4人。アーニー・エルス(南ア)も1アンダー70の7位タイと好発進を切ったが、ジム・フューリック(米)は3オーバー74、49位タイと出遅れ、ディフェンディング・チャンピオンのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)も8オーバー79の大叩きで、125位タイに沈んでいる。

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