石川、全英オープン出場へ向け4打差好発進!
2013年7月12日(金)午前10:34
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苦戦を続ける石川遼が滑り込みでの第142回 全英オープン(現地時間18?21日、スコットランド、ミュアフィールド)出場に向け、幸先良いスタートを切った。
優勝すれば次週の全英オープン出場権が得られる米男子ツアーのジョン・ディア・クラシック(11日/イリノイ州TPCディアラン)第1ラウンド。ディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン(米)とカミロ・ビジェガス(コロンビア)の2人が7アンダー64でトップを並走。ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)、マット・ベッテンコート(米)、ダニエル・サマーヘイズ(米)の3人が1打差の3位タイで追っている。そんな中、石川も6バーディ、3ボギーの3アンダー68でホールアウトして、トーナメントリーダーに4打差の26位タイにつけた。
出だしの10番でバーディを奪った石川は、12、14、15番でもバーディを重ねてハーフターン。後半は1番でスコアを1つ伸ばしたが、3番のボギーで流れが変わり、4番のバーディで5アンダーに戻したものの、上がりの8、9番で連続ボギーを喫してしまう。それでも、3アンダーのプレーで十分な手応えをつかんだ。持ち前の攻撃的なゴルフを思う存分繰り広げ、大一番への最後の切符を狙っている。
ツアー通算20勝、97年全米プロゴルフ選手権優勝経験もありながら、まだ次週の全英オープン出場権のないデービス・ラブIII(米)も、4アンダー67で13位タイと好発進。逆転優勝での権利獲得に、こちらも全力で挑む。