62歳のトム・ワトソン（米）が、新シーズン開幕戦でリーダーボードを急浮上した。

　現地時間21日、過去5年間の米チャンピオンズツアーのメジャー優勝者と過去2年間の同ツアー競技優勝者のみが出場を許される2012年シーズン開幕戦、三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライ（ハワイ、フアラライ・ゴルフGCで）は第2ラウンドの競技を終了。初日首位タイ発進の昨季賞金王トム・レーマン（米）がスコアを伸ばせずリーダーボードを後退する中、初日15位タイとやや出遅れたワトソンが1イーグル、5バーディの7アンダー65のチャージを披露。通算10アンダーとし、単独首位のダン・フォースマン（米）に2打差の2位タイに浮上した。

　ワトソンはここ数年シーズン10?13試合に絞って出場しているが、ほぼ毎年1勝以上を挙げており賞金シードを落としたことがない。62歳になった今年も新春早々健在ぶりをアピールしている。

　ワトソンと同じ2位にジェフ・スルーマン（米）らが並び、通算9アンダー5位タイにマイケル・アレン（米）とジェイ・ハース（米）の2人がつけている。

　一方、初日首位タイのレーマンは序盤の3番でダブルボギーを叩いてつまずくと、後半の10番でイーグルを奪ったもののイーブンパー72止まり。通算7アンダー12位タイにとどまった。また、ザ・プレジデンツカップの米国チームキャプテン、フレッド・カプルス（米）は6アンダー66をマークし通算6アンダー。初日の32位タイから14位タイに順位を上げている。