先週行われた米男子ツアー、ザ・ホンダ・クラシックで優勝を飾った22歳のローリー・マキロイ（北アイルランド）が、米国時間5日発表の最新世界ランキングで遂に世界ランク1位に浮上した。マキロイは同大会の最終日、かつてのNo.1であるタイガー・ウッズ（米）の猛チャージを振り切って栄冠を手にし、前週まで40週に渡ってNo.1をキープしたルーク・ドナルド（英）を抜いて初めて世界1位の座についた。

　マキロイ以下は、ドナルドが2位に後退し、リー・ウェストウッド（英）は3位で変わらず。4位マーティン・カイマー（独）、5位スティーブ・ストリッカー（米）にも変動はなかった。

　ザ・ホンダ・クラシックで最終日のキャリアベスト『62』のチャージを披露して2位タイに入ったタイガーは、21位から16位へランクアップ。久々にトップ20へと返り咲き王座奪回への歩みを進めた。また、タイガーと並ぶ2位タイで自己最高位を更新した43歳のトム・ギリス（米）は、112ランクアップの157位へ大躍進を遂げている。

　日本勢は石川遼が54位から53位へ浮上したが、谷口徹は77位から78位へ、藤田寛之は79位から80位へ、池田勇太は98位から100位へ順位を落としている。