国内男子ツアー秋の陣にメジャー優勝経験者3人が集う。

　25日から大阪・茨木カンツリー倶楽部 西コースで行われる新規トーナメントのアジアパシフィック パナソニックオープンには、07年全米オープン王者のアンヘル・カブレラ（アルゼンチン）、92年マスターズ王者フレッド・カプルス（米）、88、89年に全米オープンを連覇したカーティス・ストレンジ（米）が参戦。ホストプロである石川遼を始めとする日本勢に彩りを添える。

　昨年、タイガー・ウッズ（米）を撃破してメジャー大会を制したカブレラは、01年のワールドカップゴルフで来日して以来、およそ7年ぶりの国内登場。一方、92年にマスターズを制すなど米ツアーで通算15勝を誇るカプルスも、およそ12年ぶりに来日する。時を重ね、円熟味を増した2人のプレーが見られそうだ。

　ストレンジも含めた3人のメジャー王者を、若返りの進む国内ツアーの面々がどう受け止めるのか。目の離せない戦いとなることは間違いない。