石川が7位タイ好発進! M.リーシュマン、J.デイも好調維持
2013年4月19日(金)午前10:29
- この記事のキーワード
低迷が続いていた石川遼がゴルフの“祭典”マスターズ後、初の実戦の舞台で好発進を切った。
米男子ツアーのRBCヘリテイジは現地時間18日、サウスカロライナ州のハーバータウンGLを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ブライアン・デービス(英)が6アンダー65でプレーして単独首位に立ち、ケビン・ストリールマン(米)、チャーリー・ホフマン(米)の2人がこれを1打差で追走。更に首位から3打差以内に22人がひしめく混戦の様相を見せている。そんな中、石川は5バーディー、3ボギーの68で回り、首位と3打差7位タイで初日を終えた。
フル参戦1年目とあってなかなか結果が出ずに苦しんでいたが、ギリギリで予選を通過したマスターズでは最終日に初めて60台でプレー。この自信もあっての好発進だ。忍耐強いプレーを最後まで続けて何とか上位に食い込みたい。
一方、前週のマスターズで大活躍したジェイソン・デイとマーク・リーシュマンの豪州勢2人が揃って4アンダー67をマーク。首位に2打差の4位タイと今週も好調を維持している。マスターズでは揃って優勝争いを演じたデイとリーシュマン。「まるでオーガスタに1週間いたみたいな感じがするよ」とデイは大舞台での優勝争いを振り返った。リーシュマンはマスターズ終了後をゆっくりと過ごし、今大会前日には近くの海で泳いでリフレッシュ、新たな気持ちで今大会に臨んでいる。今回もこの2人が主役に躍り出るのだろうか。
その他の主な選手では、石川と同じ7位タイにウェブ・シンプソン(米)、ビル・ハース(米)、ハンター・メイハン(米)。ルーク・ドナルド(英)は2アンダー69で23位タイ。ジム・フューリック(米)、マット・クーチャー(米)は1アンダー70で31位タイだが、首位に5打差のこの位置までに57人がひしめいており、戦いの行方は混沌としている。