松山ケガ悪化で棄権 石川は予選落ち
2014年3月1日(土)午前9:41
フロリダシリーズ初戦、週末に日本勢の姿を見ることは出来なくなった。
米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックは現地時間28日、フロリダ州のPGAナショナル・リゾート チャンピオンCを舞台に第2ラウンドの競技を終えたが、松山英樹と石川遼の日本勢は予選ラウンドで姿を消した。
心配なのは松山。初日57位タイと出遅れ巻き返しが期待されたが、第2ラウンドスタート前に突如棄権を表明。初日の17番でティーショットを打った際、以前から痛めていた左手親指付け根の状態が悪化したそうで、次週予選落ちのない世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズ、キャデラック選手権を見据え「棄権することにした」と本人。今後は松山にとってアキレス腱になりつつある左手親指付け根のケガの調子を見つつの戦いが続くことになりそうだ。
一方、初日池ポチャ4発と乱れ140位タイの下位に沈んだ石川は、この日5バーディを奪ったものの、同じ数だけボギーを叩いてイーブンパー70止まり。通算6オーバー126位タイで3試合連続予選落ちを喫した。
上位は元世界ランク1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が初日ほどの爆発力はなかったが4アンダー66にスコアをまとめ、通算11アンダーで依然トーナメントをリード。1打差の単独2位にブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)が続き、通算8アンダー単独3位にラッセル・ヘンリー(米)がつけている。
タイガー・ウッズ(米)は予選カットラインぎりぎりの通算イーブンパー66位タイで滑り込みセーフ。しかしフィル・ミケルソン(米)は1打足りず通算1オーバー80位タイで予選落ちに終わっている。