海外男子
石川、15位タイ好発進! 他の日本勢は大苦戦…
2012年6月15日(金)午後0:29
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伏兵マイケル・トンプソン(米)が4アンダー66の好スコアをマークして単独首位に立った全米オープン第1ラウンド(現地時間14日/カリフォルニア州、オリンピックC)。日本期待の石川遼はメジャー初制覇を期待させる好位置で初日を終えた。
リッキー・ファウラー(米)、ダスティン・ジョンソン(米)とともにスタートホールの9番に立った石川は、左ラフからの第2打でグリーンの傾斜をしっかりと読んだナイスショットを放つ。左手前からスルスルとピンに寄ったボールは60センチにピタリ。これを沈めて幸先のいいバーディ発進を切る。
その後も同組の2人が難コースに喘ぐ中、石川は淡々とプレーし、我慢比べと言っても過言ではない全米オープンでスコアカード通りに14ホールを終える。終盤、5番でこの日初めてのボギーを叩き、7番もボギーとしたが、前半の我慢強いゴルフが功を奏し1オーバー71の好スコアでフィニッシュ。ステディなゴルフで首位に5打差の15位タイと、メジャーの舞台で米ツアー初優勝を狙えるポジションにつけた。
石川とは対照的に、他の日本勢は苦しい戦いを強いられた。藤田寛之は3つのバーディを奪いながらも6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー75で74位タイ。高山忠洋は7オーバー77で109位タイ、谷口徹は8オーバー78で125位タイと、難コースに悪戦苦闘し疲れきった表情でコースを後にした。