世界ランキング W.シンプソン自己最高の5位に! 石川は63位に後退
2012年6月19日(火)午前9:52
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激戦の全米オープンを制したウェブ・シンプソン(米)が大会翌日の米国時間18日発表の最新世界ランキングで14位から自己最高の5位に躍進した。
難コースとして知られるオリンピックC(カリフォルニア州)が舞台の大一番最終日は、ジム・フューリック(米)とグラエム・マクドウェル(北アイルランド)の2人が引っ張る形で展開したが、シンプソンは前半の3連続バーディなどで波に乗り2人を逆転。通算1オーバーで先にホールアウトして初のメジャータイトルをつかんだ。
マクドウェルは1打差の2位タイ、フューリックは4位タイといずれも全米オープン2度目のタイトルを逃したものの、マクドウェルは21位から11位に、フューリックは36位から30位へと揃って順位を上げている。フューリックと並ぶ4位タイに入ったデビッド・トムズ(米)も42位から33位へとランクアップした。
1位ルーク・ドナルド(英)、2位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位リー・ウェストウッド(英)、4位タイガー・ウッズ(米)の上位4人に変動はない。
全米オープン初日に単独首位に立ったマイケル・トンプソン(米)も2位タイでフィニッシュし、同ランク107位から52位へとジャンプアップしている。
また、全米オープンと同週開催のアジアンツアー、クイーンズ・カップでツアー13勝目を挙げたタワン・ウィラチャン(タイ)が177位から137位に浮上。欧州ツアー、セントオマール・オープンで優勝を飾ったダレン・フィチャード(南ア)は、307位から179位へと大きく順位を上げている。
主な日本勢は、全米オープンで1打及ばず予選落ちした石川遼が61位から63位に後退。4日間戦って51位タイとなった藤田寛之は、67位から65位へとランクアップした。