欧米両ツアーで初優勝を挙げた2人が、米国時間25日発表の最新世界ランキングで上位に駆け上がった。

　米男子ツアー、トラベラーズ選手権最終日に8アンダー62を叩き出して優勝を飾ったマーク・リーシュマン（豪）が160位から78位へとジャンプアップ。欧州ツアーのBMWインターナショナル・オープンで、プレーオフを制して初タイトルを手にしたダニー・ウィレット（英）は、204位から115位へと躍進した。

　リーシュマンに敗れたチャーリー・ホフマン（米）が129位から92位に、ウィレットにプレーオフ負けを喫したマーカス・フレイザー（豪）が92位から77位へとそれぞれ順位を上げている。

　また、国内男子ツアー、?全英への道? ミズノオープンでツアー初優勝を達成したブラッド・ケネディ（豪）は173位から118位へと浮上。日本勢は、ミズノオープン5位タイの藤田寛之が65位から61位へと順位を上げ、米ツアー5連戦の最終戦を予選落ちで終えた石川遼が63位から67位に後退したため、トップが入れ替わった。ミズノオープン2位タイの谷口徹は、87位から85位へとランクアップしている。

　尚、1位ルーク・ドナルド（英）、2位ローリー・マキロイ（北アイルランド）、3位リー・ウェストウッド（英）、4位タイガー・ウッズ（米）、5位ウェブ・シンプソン（米）と、上位陣に変動はなかった。