石川、3打差14位タイ発進! 藤田、谷口は45位タイ
2012年8月10日(金)午前10:12
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米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第94回全米プロゴルフ選手権(サウスカロライナ州、キアワ・アイランド・ゴルフリゾート)は現地時間9日、第1ラウンドの競技を終了。石川遼はスタートホールの10番から3連続バーディを奪う最高の滑り出しを披露し、メジャーの大舞台で好発進を切った。
石川はその後、14番、18番をボギーとしたものの、後半1番でロングパットを沈めてバーディを奪うと、2番でもバーディ奪取。3番、4番の連続ボギーにも負けずに粘り強くプレーを続け、5番、7番でバーディを取り返して3アンダー69。6アンダー66で単独首位発進したカール・ペターソン(スウェーデン)とは3打差、メジャー14勝を誇るタイガー・ウッズ(米)と並ぶ14位タイの好位置につけた。今季メジャー初の予選突破どころか、優勝争いも見える展開に「良いスタートを切ったので明日につながると思います」と胸を張っていた。
その他上位陣は、ペターソンに1打差の2位タイにローリー・マキロイ(北アイルランド)、ゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)、アレクサンダー・ノレン(スウェーデン)、ゲーリー・ウッドランド(米)。さらに1打遅れた6位タイにディフェンディング・チャンピオンのキーガン・ブラッドリー(米)、ジョン・デイリー(米)、アダム・スコット(豪)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)ら8人が追う展開となっている。
石川以外の日本勢は、藤田寛之、谷口徹がともにイーブンパー72の45位タイとまずまずの位置につけた。藤田は「前半のチャンスが決められず、後半もったいないミスがあった」と悔しがりながらも、手応えを匂わせていた。