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海外男子

全英オープンに石川ら日本勢6人が挑戦!

2011年7月14日(木)午後0:58

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 エースの石川遼を筆頭に日本勢6人がメジャー制覇を目指して、今季メジャー第3戦、第140回全英オープン(現地時間14?17日/英、ロイヤル・セントジョージズGC)に乗り込んでいる。

 世界ランクNo.1のルーク・ドナルド(英)と神の子セルヒオ・ガルシア(スペイン)と同じ組で予選ラウンドをプレーすることが決まっている注目の石川は、入念に練習ラウンドを重ねて準備を整えている。

 “聖地”セントアンドリュースで行われた昨季大会は27位タイと健闘しているだけに、ターゲットは予選通過などではなく、もちろん優勝争い。それを見越して「試合中もある程度、トレーニングを続けて適度な張りを筋肉に持たせ続けたい」と週末を見据えたコンディショニングを心がけている。

 風次第でまったく違う顔を見せるのがリンクスコースだということを連日の練習ラウンドで身を持って感じている。脱出の難しいブッシュ、バンカーなどをチェックしながらの最後の練習を終えると「ショットが非常に良かった」と笑顔すらのぞかせた。

 さらに、今季に入ってからパッティングの不調に苛立ちを募らせていたが「今日はいい内容で不安はなくなった」と、ポジティブな気持ちで大会に臨む。

 一方、大会直前に繰り上がり出場が決まり、現地入りも開幕2日前だった池田勇太は「1週間近くクラブを握っていない」と、準備不足は否めない。それでも、2年連続予選落ちの大会で「粘っていればなんとかなる。しぶとくパーセーブを続けて最低限予選通過。一つでも上位にいけるように頑張りたい」と、メジャー大会ならではの戦い方を肝に銘じた。

 マスターズ、全米オープンに続くメジャー参戦となる藤田寛之、ここ2週連続で欧州ツアーに出場し、アジアでも実績のある平塚哲二のベテラン2人もしぶとさでは負けてはいない。タフなコンディションになればなるほど、忍耐を強いられる大会だけにチャンスを探る。

 6年ぶりの全英オープン出場となる高山忠洋は、マスターズ2勝のベルンハルト・ランガー(独)、全米オープン優勝経験を持ち昨季の米ツアー、フェデックスカップ王者にも輝いたジム・フューリック(米)の実力者2人との予選ラウンド組み合わせに目を白黒。それでも、しっかりと地に足の着いた戦いをするつもりだ。

 プロ16年目での国内ツアー初優勝となった日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯で号泣した姿も記憶に新しい河井博大は、全英オープン初出場。「1番ティーに立って、生きて帰ってこられたらいいです」と謙虚な姿勢をのぞかせた。39歳という年齢もあり、アラフォーに勇気を与えるプレーを見せてくれるかもしれないが、それがメジャーの舞台なら最高だ。

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