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海外男子

タイガー、余裕の通算69勝目!

2009年8月3日(月)午後1:47

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 タイガー・ウッズ(米)が初日95位タイからの逆転で今季4勝目、ツアー69勝目を飾り、全英オープン予選落ちの悔しさを晴らした。

 米国自動車産業の“ビッグ3”の一角であるGM(ゼネラルモーターズ)が今年限りでスポンサーを降りると言われている米男子ツアーの老舗トーナメント、ビュイック・オープン。ミシガン州グランドブランクのワーウィックヒルズG&CCを舞台に現地時間2日、最終ラウンドの競技を行った。2日目に『63』のビッグスコアをマークし、この日後続に1打差の単独首位で臨んだタイガーは、ドライバーショットが今ひとつ安定しなかった。

 13番パー5では大木の後ろから無理にグリーンを狙って池ポチャするシーンも見られたが、それでも全体としては危な気なくプレーした。3バーディ、ノーボギーの3アンダー69で回り、通算20アンダーでフィニッシュ。2位タイのジョン・センデン(豪)、ローランド・サッチャー(米)、グレッグ・チャーマーズ(豪)に3打差をつけて逃げ切った。

 自動車業界の不況のあおりを受けてGMがスポンサードを終えることもあり、例年以上の大ギャラリーが取り囲んだ最終18番では余裕の笑みすら浮かべていたタイガー。最後は逃げ切りとはいえ、第1ラウンドで95位タイと大きく出遅れたところからの逆転勝利。それだけに喜びもひとしおで、全英オープン予選落ちのショックを振り払った。

 今回でツアー通算の勝利数は69。歴代1位のサム・スニード(米)の82勝にはまだ及ばないが、2位のジャック・ニクラウス(米)の73勝にはあと4つに迫っている。33歳7か月での69勝と、ニクラウスより約7年も早いペースでの記録。幼い頃から目標としてきた帝王の勝ち星が近くなったことで、さらに自信を深めた様子を感じさせている。

 予定では次週のWGC-ブリヂストン招待に参戦。左ヒザ手術後、初の3試合連続出場で今季最後のメジャー、8月13日開幕の全米プロゴルフ選手権に必勝態勢で挑む。今季はメジャータイトルがないだけに、タイガーの必死の戦いが見物となりそうだ。




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