世界ランキング 2年ぶりVの石川が18人抜き!
2012年11月13日(火)午前10:03
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2年ぶりの優勝に感涙をこぼした石川遼が、米国時間12日発表の最新世界ランキングで71位に浮上した。
一昨年の国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズ以来、勝利から遠ざかっていた石川。世界ランキングもズルズルと後退し100位近辺まで転落した。しかし、先週の同大会で久々の優勝を飾りツアー最年少で通算10勝目を達成。一気に18人を抜き去り、シーズン終盤の活躍次第ではマスターズ出場権がかかる同ランク50位以内を狙える位置まで追い上げてきた。
また欧州、アジアン両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープンで、プレーオフの末に優勝を手にしたマッテオ・マナセロ(伊)は85位から46位に躍進。欧州史上初の10代でツアー3勝目を手にした19歳はさらに上位を狙っている。そのマナセロにプレーオフ3ホール目で惜しくも敗れたルイス・ウーストハウゼン(南ア)も10位から6位へ浮上した。
また、米男子ツアーの今季最終戦となったチルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ホスピタルズ・クラシックでツアー初優勝を飾ったチャーリー・ベルジャン(米)は、351位から159位へと大きくジャンプアップした。
1位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、2位タイガー・ウッズ(米)、3位ルーク・ドナルド(英)、4位リー・ウェストウッド(英)のトップ4に変動はないが、シンガポール・オープンで5位タイに入ったアダム・スコット(豪)が6位から5位へと1ランク順位を上げている。
石川以外の主な日本勢は藤田寛之が52位と変わらず、谷口徹が77位から83位に後退。池田勇太も88位から92位にランクダウンしている。