世界最古のトーナメント“ジ・オープン”初出場の松山英樹が、ビッグネームと同組でプレーする。

　第142回 全英オープンは、スコットランドのミュアフィールドを舞台に現地時間18日開幕する。先立って予選ラウンドのペアリングが発表され、松山は世界ランキング2位のローリー・マキロイ（北アイルランド）、同ランキング5位のフィル・ミケルソン（米）と午前9時44分にスタートすることが決定した。

　メジャー通算2勝のマキロイは今季ここまで不調だが、松山と同世代のトッププレーヤー。一方、メジャー通算4勝のミケルソンは全英オープンを苦手としているが、前哨戦の欧州ツアー、アバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープンを制したことで波に乗っている。その2人とともにプレーできることは、松山にとって願ったり叶ったりに違いない。

　優勝候補筆頭のタイガー・ウッズ（米）は、グラエム・マクドウェル（北アイルランド）、歴代王者のルイス・ウーストハウゼン（南ア）と午後2時45分にスタート。7年ぶりの大会4勝目、そしてメジャー通算15勝目を目指してプレーする。

　ディフェンディング・チャンピオンのアーニー・エルス（南ア）は、午前9時11分に全米オープン・チャンピオンのジャスティン・ローズ（英）、ブラント・スネデカー（米）とスタート。また、午後2時12分にマスターズ・チャンピオンのアダム・スコット（豪）、マット・クーチャー（米）、ルーク・ドナルド（英）が同組で回る。

　さらに全英オープンへ“復帰”を果たしたニック・ファルド（英）と新帝王トム・ワトソン（米）、フレッド・カプルス（米）の組（午前9時スタート）も、オールドファンにはたまらない。

　日本勢は、松山を含めて8人が出場。片山晋呉が午前10時6分に、井上信が午前11時12分に、藤田寛之が午後2時34分に、谷口徹が午後3時7分に、小平智が午後3時51分に、久保谷健一が午後4時2分に、丸山大輔が午後4時13分にそれぞれスタートする。