第142回 全英オープンで6位タイと大健闘した松山英樹が、現地時間22日発表のゴルフ世界ランキングで34位へ浮上したため、同ランク50位以内の選手に出場権が与えられるWGC-ブリヂストン招待（8月1?4日／オハイオ州ファイアーストーンCC）に挑戦することが決定した。

　現在同ツアーのメンバーでない松山は、今月25日開幕のRBCカナディアン・オープン（カナダ、グレンアビーGC）、ブリヂストン招待、全米プロゴルフ選手権（8月8?11日／ニューヨーク州オークヒルCC）、ウィンダム選手権（8月15?18日／ノースカロライナ州セッジフィールドCC）の4試合に出場し、シード権が与えられる賞金ランキング125位以内を目指すこととなった。

　元々、全英オープン以降は米国に渡り、来季に向けて戦う予定ではいたものの、ブリヂストン招待だけは全英オープンの結果次第だった。それでも、大舞台で6位タイとなったことで、ランキングは44位から34位へと大きく上がり、しっかり出場を確定させた。

　賞金額も高く、予選落ちのないブリヂストン招待は荒稼ぎにはもってこい。また、この4試合で125位以内に入れない場合も、その翌週から行われる下部ツアー出場から勝ち上がる覚悟はできている。すでに世界に存在感を示した松山だけに、期待しているのは日本のファンだけではないはずだ。