21歳の松山英樹が、米国時間19日発表のゴルフ世界ランキングで前週の29位から28位へ上昇した。米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権で単独15位に入り、来季のシード権を獲得。スーパールーキーに相応しい活躍で、実力を見せつけた。

　この大会でツアーシード権を確定させた松山とは対照的に、26位タイの成績を収めながら来季の出場権を決められなかった石川遼も、同ランキング153位から151位へ浮上。今月29日から行われる入れ替え戦で再起を誓う。

　一方、同大会でプレーオフを制し初優勝を手にした23歳のパトリック・リード（米）は、169位から64位へジャンプアップ。プレーオフで敗れ、ツアー2勝目を逃したジョーダン・スピース（米）も、54位から36位へと大きく順位を上げている。

　なお、1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）の上位勢に変動はない。