米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦 ツアー選手権を制したヘンリック・ステンソン（スウェーデン）が、逆転で年間王者の称号と1,000万ドル（約9億9,000万円）を獲得。現地時間23日発表のゴルフ世界ランキングでは前週までの6位から4位へ浮上し、最高の形で同ツアーのシーズンを終えた。

　同大会で2位タイに入った2人も、ベテランのスティーブ・ストリッカー（米）が同ランク9位から7位へ、ルーキーのジョーダン・スピース（米）が同ランク30位から21位に躍進している。

　一方、欧州ツアーのイタリアン・オープンで逆転のツアー2勝目を飾ったジュリアン・クスン（仏）が同ランキング229位から135位にジャンプアップ。国内ツアーのANAオープンゴルフトーナメントでおよそ2年ぶりの優勝を果たした小田孔明も、同ランク221位から158位へと躍進している。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位アダム・スコット（豪）、3位フィル・ミケルソン（米）の上位陣に変動はない。他の主な日本勢は、ANAオープン18位タイの松山英樹が同ランク29位から30位へ一歩後退したが、ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ藤田寛之は同大会11位タイに食い込み同ランク104位から102位へ上昇。今週大会出場のなかった石川遼は、同ランク144位から146位へとわずかにランクダウンしている。