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海外男子

松山、久々ノーボギーで7位タイ浮上! 首位はK.ブラッドリー

2013年10月25日(金)午後4:36

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 病み上がりの松山英樹がノーボギーの手堅いゴルフで上位戦線に浮上した。

 米男子ツアーの2013-14シーズン第3戦 CIMBクラシックは現地時間25日、マレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日16位タイにつけた松山は10番スタートのこの日序盤は我慢のゴルフが続いたが、中盤に4バーディを固め打ちして4アンダー68をマーク。通算6アンダーまでスコアを伸ばし7位タイと絶好のポジションを確保した。

 前週、体調不良で試合を欠場した松山がアジアで孤軍奮闘だ。前半はショットの距離感が合わずグリーン奥に外したり、バンカーにつかまったりとピンチがあったが、絶妙のアプローチとパットでパーをセーブし続けると、16番パー4でセカンドショットをピン横1.5メートルに寄せてこの日初のバーディを奪取する。

 折り返し直後の1番で4.5メートルのバーディパットを沈め、3番と5番でもバーディを追加しリーダーボードを駆け上がったが、チャージはそこまで。6番以降ショットが曲がり出し思ったようなゴルフをさせてもらえない。それでも上手くリカバリーしてしのぐと「今日はアプローチが良かったのが大きいです。ショットがこういう状態(精度が悪かった)だったのに、スコアを伸ばせて良かった。ノーボギーは久しぶりなので凄く嬉しい」と納得の笑顔を見せた。

 単独トップに立った全米プロゴルフ選手権チャンピオンのキーガン・ブラッドリー(米/通算13アンダー)とは7打差あるが、残り36ホールあれば逆転の可能性も十分。日本が誇るスーパールーキーがフィル・ミケルソン(米/通算3アンダー/25位タイ)やリッキー・ファウラー(米/通算1アンダー/38位タイ)、アーニー・エルス(南ア/通算3オーバー/63位タイ)ら大物を抑えトップ10圏内に躍進だ。

 その他上位陣は、ブラッドリーに4打差の単独2位に初日のトーナメントリーダー、ライアン・ムーア(米)、通算8アンダー3位タイにキラデク・アフィバーンラト(タイ)とクリス・ストラウド(米)の2人が続く展開。通算7アンダー5位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)とマーク・リーシュマン(豪)がつけている。

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