米男子ツアーの2013-14シーズン第3戦 CIMBクラシックは現地時間24日、マレーシアのクアラルンプールG＆CCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。ライアン・ムーア（米）が9アンダー63でトップに立つ中、体調不良で第2戦を欠場した松山英樹が、2アンダー70にスコアをまとめ16位タイ発進を切った。

　アウトスタートの松山は、4番でバーディを先行させると、8番、9番でもバーディを奪い、3アンダーで折り返す。後半に入り14番までに3つボギーを叩き失速するも、上がり3ホールで2つバーディを奪ってホールアウト。5バーディ、3ボギーの2アンダー70で、16位タイにつける上々のスタートとなった。

　単独首位には、10バーディ、1ボギーの『63』と爆発したムーア。2010年に5位タイに入っている今大会で、2012年のジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン以来となるツアー通算3勝目を狙っている。

　その他上位陣は、首位と2打差の単独2位に7バーディ、ノーボギー65のキーガン・ブラッドリー（米）、さらに1打差の単独3位にセルヒオ・ガルシア（スペイン）。5アンダー67の4位タイにキラデク・アフィバーンラト（タイ）ら5人が続いている。また、世界ランク3位のフィル・ミケルソン（米）が5バーディ、2ダブルボギーの1アンダー71で21位タイにつけている。

　尚、開幕戦優勝のジミー・ウォーカー（米）が2オーバー74の54位タイ。“バングラデシュのタイガー・ウッズ”の異名を持つシディクール・ラーマンも3オーバー75の65位タイと出遅れている。