谷原秀人が米国時間13日発表の最新世界ランキングで94位から86位へと順位を上げた。

　米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイで優勝争いもできる位置で最終日を迎え、8位タイに入った谷原は8人抜きを演じてみせた。グリーンが難しいことで知られるワイアラエCCで4日間、72ホール3パットなしとパッティングの冴えを見せたが、現地時間23日開幕のファーマーズ・インシュランス・オープン（カリフォルニア州、トリーパインズGC）にも出場を予定しており、世界ランクトップ50入りしてメジャー出場も狙える気配が漂ってきた。

　ソニー・オープン・イン・ハワイで優勝し、早くもシーズン2勝目を飾ったジミー・ウォーカー（米）が47位から32位にランクアップ。2位のクリス・カーク（米）は57位から46位に浮上し、3位のジェリー・ケリー（米）は213位から152位へと躍進した。松山英樹は、故障で同大会直前に出場を断念したが23位をキープしている。

　米ツアー1勝の今田竜二も同大会で20位タイに入り、790位から680位へとジャンプアップしている。

　また、欧州ツアー、ボルボ・ゴルフ・チャンピオンズ優勝のルイス・ウーストハウゼン（南ア）が34位から27位へと浮上。2位のブランデン・グレイス（南ア）は52位から42位に、3位タイの2人はヨースト・ルーテン（オランダ）が50位から51位に後退したが、トミー・フリートウッド（英）は118位から89位へと躍進した。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位アダム・スコット（豪）、3位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）の上位陣に変動はない。

　その他の日本勢は、小田孔明が67位から68位に、片山晋呉が76位から78位にそれぞれランクダウン。石川遼はソニー・オープン・イン・ハワイで予選落ちしたが、83位から81位へと順位を上げている。