タイガー、期待の若手コーチと契約
2014年11月23日(日)午後1:49
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タイガー・ウッズ(米)が新たなスイングコーチとしてクリス・コモ氏と契約を交わしたことが明らかになった。米国のゴルフ専門チャンネル「ザ・ゴルフ・チャンネル」のウェブサイトが現地時間22日に伝えている。
今年3月末に椎間板切除手術を受けるなどした怪我からの回復に努めているタイガーは、8月に前スイングコーチのショーン・フォーリー氏との4年間の師弟関係を解消。それから新たなパートナーを探してきたが、22日に自身のツイッターアカウント上で「コモをコーチに迎えられてうれしい。ツアーに戻るのが楽しみだ」とコモ氏と契約したことを明かした。
また、タイガーは代理人のマーク・スタインバーグ氏を通して「今年の夏にノタ(・ビゲイIII)の紹介でクリスと知り合ったんだ。それからスイングについての良い話し合いが出来た。練習を再開してから約1か月の間彼に見てもらっていたが、来年まではコーチとしてやってもらうことになった」という声明を発表している。
37歳のコモ氏は、2013年に米ゴルフ専門誌『ゴルフダイジェスト』で「ベスト・ヤング・ティーチャ?」に選ばれるなど、今後の活躍が期待されている若手コーチのひとり。「生体力学の視点からスイングを研究している」と同誌で語る通り、指導に生体力学などの科学的要素を応用しているという。前コーチのフォーリー氏のもと、科学的なアプローチでスイング練習を行っていたタイガーにとってはその流れをくんだ人選といえる。
尚、タイガーは来月に自らが主宰するヒーロー・ワールド・チャレンジ(現地時間12月4?7日/フロリダ州アイルワースGC)で復帰を果たす。