メジャー初Vのジェイソン・ダフナー（米）が米国時間12日発表の最新世界ランキングで8位へと躍進した。

　米男子ツアー今季メジャー最終戦、第95回 全米プロゴルフ選手権の2日目に『63』を叩き出し、最終日にジム・フューリック（米）を逆転。2011年大会でのプレーオフ負けのリベンジを果たし、メジャー初優勝を飾ったダフナーは、前週の21位から13人をゴボウ抜して見事トップ10入りを成し遂げた。

　昨年の全米オープンに続きメジャー大会での逆転負けを喫したフューリックは27位から21位へとランクアップ。先月の全英オープンでは単独2位、全米プロでは単独3位とメジャー2連続でトップ3に入ったヘンリック・ステンソン（スウェーデン）は11位から10位へとジワリと浮上している。全米プロ単独4位のジョナス・ブリクスト（スウェーデン）は47位から37位に、5位タイの2人もアダム・スコット（豪）が5位から4位に、スコット・ピアシー（米）が46位から38位へとそれぞれ順位を上げている。

　また、全米オープン、全英オープンに続くトップ10入りこそかなわなかったが、全米プロ19位タイの松山英樹は33位から29位に浮上。世界の舞台でさらに存在感をアピールしている。

　その他の日本勢は、全米プロ予選落ちの藤田寛之が89位から90位に後退。全米プロ29位タイの石川遼は163位から153位へとランクアップしている。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位ローリー・マキロイ（北アイルランド）の上位陣に変動はない。