雪辱を誓う米国チームの次期ライダーカップ主将に選ばれたのは?
2015年2月17日(火)午後5:16
6年ぶりのライダーカップ奪還を狙った米国チーム。しかし結果は、初日から一度もリードを奪えず11.5ポイント対16.5ポイントの屈辱的な大敗。あいつぐトム・ワトソン主将の“凡失"にフィル・ミケルソンなどの主要メンバーから批判が噴き出しチームは崩壊した。
そんなチームの『再建』を託された次期主将には、ライダーカップ特別委員に名を連ねるタイガー・ウッズやミケルソンが推していたフレッド・カプルスではなく、2012年にチームを率いたツアー通算20勝のデービス・ラブIIIが任命された。
(写真提供:Getty Images)
この決定には、米国Golf Channelの解説者のトリップ・アイゼンハワー氏も「驚きました。周りもカプルスだと言っていましたし、カプルス本人も支持を得るための活動していました…。もうカプルスで決まりだと思っていました」と意外な人選だったとコメント。
しかし、同氏はカプルスが副主将に任命されると予想しており「先のことを考えるのは大事です。これはヨーロッパチームが長年やっていることで、将来キャプテンになるであろう選手を副キャプテンに選んで育てるようにしています。そうすれば、どうすれば勝てるか分かります。そういった点でラブIIIを選んだのは納得できました。前回も選手から高い評価を受けていましたから、(今回も)いい仕事をしてくれるはずです」とキャプテンを育てるこのシステムを支持した。
同じく解説者のティム・ロザフォート氏も「みんなカプルスか(ポール)エイジンガーだと思っていました。2週間前に行われた特別委員会の会議でも(カプルスは)タイガーをはじめとする選手の支持が高かったのに、どういうわけかラブIIIが選ばれました」とこちらも驚きを隠せなかったようで、「ミケルソンは強い口調で、コンビを選ぶ過程で選手の意見が生かされていなかったと言っていた」と言う質問にも「(前回は)ラブIIIの采配は選手たちの間でも好評でした。選手たちの士気もかなり上がっていましたしね。キャプテンとしての経験はとても豊富です」と持論を展開し、今回の決定を肯定的にとらえた。
今から楽しみな2016年ライダーカップ。1995年からの通算成績は2勝8敗でポイントはマイナス24ポイントと大きく負け越している米国チームだが、ラブIII主将の下、ミネソタ州ヘーゼルタイン・ナショナルGCで行われる次回大会で2008年大会以来の白星を飾ることができるだろうか?
そして、来年のライダーカップを前に、米国チームが10月に開催される「ザ・プレジデンツカップ」でインターナショナルチームを相手にどのような戦いを見せるか注目だ。
2月17日放送 ゴルフセントラルより
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