ツアー最難関の上がり3ホール“THE GREEN MILE”を攻略するのは?
2015年5月14日(木)午後1:52
PGAツアーウェルズファーゴチャンピオンシップの舞台となるクエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)。16?18番の通称“THE GREEN MILE(グリーンマイル)”は、PGAで最も難しい上がり3ホールと呼ばれている。
勝利の美酒に酔うにはこのグリーンマイル攻略がカギとなり、自身も大会に出場しプレーオフに残った経験のある米国Golf Channelの解説者アーロン・オバーホルザーも「選手泣かせです。純粋に難度だけなら、クエイルホローの上がり3ホールほど恐怖を抱く場所はありません」と振り返る。オバーホルザーはグリーンマイルをこう分析した。
HOLE #16 PAR 4, 508 YARDS
「このホールは選手を苦しめるパー4。距離は508ヤード。フェアウェイ右サイドの295ヤード地点にバンカーがあり、ほとんどキャリーで越えられないため左サイドを狙うのが得策です。緩やかな打ち下ろしのため508ヤードより短く感じますが、パーで上がれたら万々歳です」
HOLE #17 PAR 3, 221 YARDS
「今でも私にとって恐怖のホール。(2004年は)ここで敗北が頭をよぎりました。グリーン全体が右から左へかなり傾斜しているので、右ラフに外すのは危険。グリーン右の部分をしっかりとらえるショットが必要です。221ヤードで去年は平均3.34ストロークとコースで2番目の難易度です」
HOLE #18 PAR 4, 493 YARDS
「かなりの打ち下ろしとなるパー4。最後の3ホールを歩くときは、本当に最悪の気分です。左サイドにはクリークがあり、右にはバンカーと大きな木があります。2004年、私は木があるところに打ち込み、16、17番ボギーの後、ミラクルパーを拾ってプレーオフに残りました。今週同じように右側に外す選手がいるかもしれませんが、18番はティーショットが打ち下ろし、セカンドショットは打ち上げとなる難しいホールです」
1?15番ホールと16?18番ホールのスコアを比較すれば、グリーンマイルの難易度は一目瞭然だ。15番までが通算937アンダーに対し、最後の3ホールは実に5,161オーバー。ダブルボギーの数もほぼ2倍(1,221対744)、トリプルボギーは15ホールで129に対したった3ホールで131と、グリーンマイルがどれだけ過酷か理解できるだろう。オバーホルザーも「お手上げ」と白旗宣言した名物ホールは、今年どんなドラマを見せてくれるのだろうか?
5月14日放送 ゴルフセントラルより
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